学部横断ゼミブログ

2013.04.24
フェーズ1④・・・向き合う
ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤普子

4月22日の2時限目と3時限目に授業が行われました。
今日から各学部に分かれての活動となります。
この4月に新しく7号館の2教室にアクティブラーンニング用の教室ができ、経済学部と社会学部はその教室を使用しての授業となります。
アクティブラーンニングとは、教員が学生に一方的に知識伝達をする講義ではなく、課題研究やPBL(project based learning)、ディスカッション・プレゼンテーションなど、学生の能動的な学習を取り組んだ授業のことで、正しく本授業に最適な教室です。
最新のプロジェクターやチームごとに自由にレイアウトを変えられる机・椅子など新しい設備が導入された教室で、ますます活発な討論が展開されていくことでしょう。

フェーズ1の課題は、経済学部は「企業活動の実態」、人文学部は「企業風土」、社会学部は「CSRの概念」をチームで分析していきます。これからは、課題、チームそして自分にと真摯に<向き合う>ことが求められます。
今回の授業で一言も発することができない学生もいました。自分は「準備がたりなかったのか」、「緊張して話せなかったのか」、チームとして「意見が言いやすい雰囲気になっていたのか」「意見を聞いてみたのか」、課題には「きちんと理解していたのか」「資料の読み込みはできていたのか」といったように、一つ一つのことに向き合って考えていってほしいと思います。
<向き合う>ことでゼミ活動が活性化し、今のチーム状態を知り、今何をすべきかということが見えてきます。

月曜3時限の笠原経済学部助教の授業の冒頭では、日記の重要性について再度確認が行われましたが、これも<向き合う>作業の一つとなります。笠原助教は「ただ業務日報を書くためものではない」ということ、そしてチームメンバーの日記をはじめ、他学部や教員の日記も読むことの大切さを訴えていました。
この授業では、チーム活動を通してコミュニケーションの大切さを知ってもらいたいと思っています。そのためには、授業後の日記がお互いの考え方を知る重要なツールとなってきます。
当分、各学部の活動は、資料集めにひたすら没頭する毎日になるのではないでしょうか。課題に必要な資料集め、読み込み、チームで情報を共有し、その中から必要な情報を選別するという作業をすることは本当に大変なことです。大変な作業だからこそ、チームで分担し、声を掛け合い、乗り切れるよう頑張ってほしいと思います。