リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2020.01.21

  • 国東農業研修

農家民宿おふじ 吉田朱音(2019年実習-12)

3日目の夜から民宿おふじに私たちは宿泊することになる。おふじは外国人もたびたび訪れ農家民泊を実現している。経営している河野忠臣さん、洋子さんご夫婦は御年80歳である。そして息子さんを含む3人は私たちを暖かく迎え入れてくださった。主にしいたけやナス、なたまめ、万願寺(とうがらし)、軍鶏、白米、黒米など多くのものを生産しており昔は林業もやっていたそうだ。夜ご飯には、さきほど挙げた食材を利用した料理を出してくださった。特になたまめの天ぷらは絶品だった。なたまめとは鉈のような形をしているからそう呼ばれるという。他にも、きすの南蛮漬けや黒米のいなり寿司もあった。

 

食事中には忠臣さんが詩吟を披露してくれた。忠臣さんは大分県で1位となり、全国大会でも入賞したというすばらしい成績を持つ方だった。詩吟には歌謡吟や民謡吟、労働吟など様々な種類があるという。詩吟を聞くのは初めてだったが、マイクを通さなくても声量が大きく、圧倒された。詩吟の面白さに魅せられた夜だった。その後も23時ごろまで人生観や世間話に花を咲かせた。忠臣さんや洋子さんのおかげで孫のような気分になれた。民宿おふじは故郷を感じさせてくれるまた帰ってきたいと思う場所でした。ありがとうございました。

  • おふじさんでの宿泊一日目の夕食 とても豪華だった。撮影日時: 2019:09:04 18:43:27
  • かぽかぽと良い音が出る切ったばかりの青竹から、かっぽ酒を注いでいただく。撮影日時: 2019:09:04 18:46:33