リベラルアーツ&サイエンス教育ブログ

2013.11.25
- 武蔵One Point自然観察
ヤツデにくる虫
ハナアブやハエが来ていました。写真を撮っただけでは種の同定はほとんど無理なのが、ハナアブです。ツヤヒラタアブの仲間のように思います。空中で停止したかのように飛ぶことができます。皆さんもこの虫の曲芸とも思える姿を見てみてください。
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ツヤヒラタアブの仲間が雌花で蜜を吸っていました。撮影日時: 2013:11:20 13:54:42 -
どこにとまって蜜を吸おうかと考えているように見えます。撮影日時: 2013:11:20 13:54:43 -
ハエがいるので空中で待っている?撮影日時: 2013:11:20 13:55:06
尻に模様のあるハエは、ニクバエの仲間でしょうか?大きなキラキラと輝いているのはキンバエです。あちこちのヤツデの株ではアリが沢山やってきていますが、花粉を送ることはない、言わば、蜜を盗み取っていることになります。
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お尻には、特徴的な模様があるのですが、小さくて見えないかもしれません。撮影日時: 2013:11:20 13:56:15 -
口器を伸ばして雌花から蜜を吸っている。撮影日時: 2013:11:20 13:55:40 -
キンバエは、武蔵でヤツデにやってくる虫としては最も大きな虫です。撮影日時: 2013:11:20 13:58:52 -
開き始めたこの雄花の株に袋掛けをして、生物実験で、蜜量をマイクロピペットで計測する予定です。撮影日時: 2013:11:20 14:02:11