経済学部ゼミブログ

2026.10.06

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山﨑ゼミの夏合宿 in 白子

ブログ投稿者:経営学科 教授 山﨑 秀雄

 山﨑専門ゼミナール第1部では、8月10日から11日にかけて、千葉県の白子町で夏合宿を実施しました。
 合宿前には台風の接近が心配されていましたが、幸い初日は大きな影響を受けることなく、予定どおりに開催することができました。合宿の最大の目的は、2つの班に分かれて進めている研究のブラッシュアップです。春学期から準備を進めてきた研究について、集中的に議論する機会となりました。
 合宿は簡単なディベート大会からスタートしました。研究について率直な意見交換をするためには、まずはお互いに話しやすい雰囲気、特に遠慮なく異論を言い合える雰囲気づくりが大切です。
 エンジンがかかってきたところで、本題の研究です。今年度の研究は、春学期の輪読で扱った『成功は偶然が8割 プランド・ハプスタンス理論でもっと自由に、もっと冒険を』(今村充裕著、 吉岡太郎監修、本の泉社)を先行研究として位置づけています。同書で取り上げられているブランド・ハプンスタンス理論は、偶然の出来事をキャリア形成の機会につなげることを重視する考え方です。
 A班は、大学生の意思決定の仕方の違いがプランド・ハップンスタンス理論の5つのスキルにどのような影響を与えるのかを研究しています。一方、B班は、大学生活における経験や行動と、偶然の出来事をチャンスにつなげる力との関係について研究を進めています。
  合宿では、各班の仮説の妥当性や分析方法、アンケート設計などについて活発な議論を行いました。「因果関係の説明は妥当か?」「その設問では回答が偏るのではないか?」「別の分析方法も検討すべきではないか?」といった視点から意見を出し合い、研究内容をさらに深めることができました。
 秋学期にはデータ収集や分析が本格化します。今回の議論を踏まえて、それぞれの研究がどのように発展していくのか、今から楽しみです。
 もちろん、ゼミ合宿は研究だけではありません。夕食後は懇親会を開き、花火やゲームで楽しい時間を過ごしました。普段の授業だけでは見られない一面を知ることができるのも、合宿ならではの魅力です。
 台風の接近に伴い、安全を考慮して2日目は予定より早めの解散となりました。もう少しゆっくり過ごしたかったという名残惜しさはありましたが、それだけ充実した時間だったともいえます。ゼミの結束がさらに強まり、これからの研究活動へのモチベーションも高まる合宿となりました。