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2026.03.27
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お知らせ
日本・東アジア文化学科 福田武史 教授 共編著『新釈全訳 日本書紀 中巻(巻第八~巻第二十一)』が刊行されました
- 『新釈全訳 日本書紀 中巻(巻第八~巻第二十一)』(講談社・2026年3月)
- 日本・東アジア文化学科 福田武史 教授 編・訳
- 神野志 隆光 編・監・訳、金沢 英之 編・訳、三上 喜孝 編・訳
著者より一言
『新釈全訳 日本書紀』も中巻に入り、みなさんが教科書で「古墳時代」やいわゆる「倭の五王」といったかたちで学んできた、古代史の部分で扱っている時代に入りました。しかし、わたしたちが目指したのは、『日本書紀』の記事が史実をどれくらい反映しているのかを判定することではなく、『日本書紀』そのもののテクスト分析を通じて『日本書紀』がどのような(括弧つきの)「歴史」を語ろうとしているのかという点を明らかにすることでした。つまり、従来、『日本書紀』以外の史料(『古事記』等のほかの文献・出土史料)や中国の歴史書の記述をあれこれ外から取り入れて、『日本書紀』の史料批判をおこなって日本の古代史を構築してきた歴史学の手法に対して、それは『日本書紀』を理解することからずれてしまうのではないか、という問題提起をしたのが本書です。是非ともお手にとってご覧ください。(福田武史)