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2023.03.16

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お知らせ

【学長メッセージ】2023年度春学期に向けて

学生のみなさん 
 
 朝、江古田キャンパスを歩いていると、うぐいすの鳴き声が聞こえるようになり、三月も上旬を過ぎると、春らしさを感じる時間も長くなってきました。
 四月から2年生、3年生、そして4年生になるみなさん、そして四月から武蔵大生となる新入生みなさんは、きっと春学期が始まることを心待ちにしていることと思います。私も、江古田キャンパスでの新しい学びを始めるみなさんをお迎えすることが今から楽しみです。
 
 過去3年間は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらの大学運営となりました。しかし、政府が感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げる方針を決定し、5月8日からは正式に移行される予定です。
 
 本学も今回の政府決定、また厚生労働省の「3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本」という方針に従って、2023年度の春学期からは大学構内におけるマスク着用は任意としますので、ご理解とご協力のほどお願いします。
 
 厚生労働省の専門家会合が、「5類」移行後に求められる感染症対策「新たな健康習慣」として、①体調に不安や症状がある場合は無理せず自宅で療養するか医療機関を受診すること、②場面に応じたマスクの着用とせきエチケット、③3密の回避と換気、④手洗い、⑤適度な運動と食事という「5つの基本原則」を発表しているように、新型コロナウイルス感染症を含め、さまざま感染症に罹患するリスクがゼロになったわけではありません。
 感染症にかかったかもしれないと思った時は外出を控えたり、マスクを着用したりするなど、自分の健康を守るために必要なこと、そして他人への配慮は、これまでと同様に、常に心掛けるようにしてください。
 
 大学構内には引き続きアルコール消毒液を配置します。教室内の換気などはその時々の状況を見ながら、適宜行ってください。
 
 コロナウイルスが消滅したわけではなく、決定的な治療薬が開発され市販されている状態でもありません。先に述べた「5つの基本原則」を念頭に置きながら、3年ぶりに訪れた「日常」の中で充実したキャンパスライフを過ごしてください。
 
四月から始まる春学期にみなさんとお会いすることを楽しみにしています。
 
武蔵大学長  高橋徳行