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2023.01.01

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お知らせ

新年のご挨拶2023 —学長 高橋徳行—

2023年  あけましておめでとうございます。

今年は武蔵学園が開学されて101年目にあたり、次の100年に向かって新しい第一歩を踏み出す年になります。100年の節目の年であった昨年に、武蔵大学は『国際教養学部』を開設し、新しい学部には101名の新入生を迎えました。また、リベラルアーツ&サイエンス教育センターも設置され、総合知・専門知・他者と協働する力・実践力をバランスよく身につけ、身近な場所での知的探究と実践にたゆまず取り組み、時宜を得て世界に雄飛し、人的交流、組織的・地域的・地球的な課題の解決に貢献しうるグローバルリーダーを養成する拠点として動き始めました。

設備面においても、昨年4月からは各学部のグループスタディルームやラーニングコモンズを配置した11号館や1号館のエントランスに白樫(しらかし)スクエアがオープンし、新しい学びの空間や学生が気軽に集うことができる場所も生まれました。さらに、今年の2月からは2号館の建替え工事が始まり、2024年度中に竣工することを目指しています。新2号館は、大幅にリニューアルした学生食堂などが配置される予定です。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染は、現在も「第8波」のピークが見えない状況ですが、昨年はオンライン授業も一部に取り入れながら、少人数の教室ではほとんどが対面で授業を実施でき、3年ぶりに「日常」が戻ってきました。白雉(しらきじ)祭や四大学運動競技大会も、ほぼコロナ前と同じように開催することができました。この間、学生やご父母の皆様のご理解とご協力を頂きましたこと、新年を迎えるにあたり、改めて皆様に、心より感謝申し上げます。

次の100年に向けて「世界に開かれたリベラルアーツ&サイエンスの学園」となることをめざす、と第四次中期計画で策定しました。今年は、中期計画の2年目にあたりますが、学部を問わず、英語運用能力を備えグローバルな視点で異文化を理解し協働できる力、または新しい発想やアイデアで新規事業を開拓できる実践力、グローバル企業で働くための経済・経営学の知識、データサイエンススキルなど、グローバル社会で活躍できる人材をこれからも育成していきます。

今年は、干支で言えば癸卯(みずのと・う)です。新たな生命が成長し始めている状態を示す「癸」と、跳ね上がるという意味を持つ「卯」が組み合わさった年にふさわしく、武蔵大学も次の100年に向けて勢いよく成長し飛躍する年にするべく努力してまいりますので、皆様のこれまで以上の力強いご支援をお願い申し上げます。

最後になりましたが、今年が皆様にとって、稔り多き年となりますことを心から祈念して、新年のご挨拶と致します。

2023年元旦 

学長 高橋 徳行