NEWS ＆ EVENTS

本授業の課題は、以下の２つです。
①担当企業が果たしている社会的な役割や貢献を、「CSR」という観点からとらえ、大学生、特に文系の大学生にも理解しやすいように編集した「CSR報告書」を作成する。
②担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案を考える。

発表後には企業担当者や学内役職者から、「提案が非常に面白かった。社会の課題を解決するためにわが社があるという、温かい想いとして受け取った」「どのような経緯と想いで事業が行われてきたか、丁寧に抑えたうえで報告書にまとめたことが良かった」「それぞれの企業の特性に合った形で分析点を捉えていた点が良かった」などの感想をいただきました。

今回の最終報告会後の学生の感想を、授業用SNSのブログより抜粋して紹介いたします。
「横断ゼミを履修する前、「色々なことを学びたい」「お互いに高め合える人に出会えたらいいな」などという好奇心から、自分は最終報告会を終えたあとどんな自分になっているのだろうかと想像していた。また、「大変だけど履修してよかった」という声から、どれくらいの達成感が得られるのだろうかと思っていた。終わってみるとそれは想像以上なもので、一言では表せないほどの大きなものを得た。この横断ゼミを履修しなければ馴染みのなかったであろうCSR・CSVについて考えることができたし、社会人基礎力を意識した上で自分自身と向き合うことで自分の未熟さを実感した。その中でチームの力になるためにできることを考え、自分を見つめる良い機会になったと思っている。社会人になる前にこのような経験ができて本当にありがたいし、本当に恵まれている。だからこそ、この経験は自分の糧として今後に必ず活かしていく。ここから学んだことをどう活かしていくかが、横断ゼミの次のステップだと思うから。
　
発表が終わったあと、企業の方々から温かいお言葉をたくさんいただいた。そして、報告書のデザインを褒めてくださったこと、細かいギミックに気づいてくださったこと、これまでやってきたことが全て報われたように感じて達成感でいっぱいになった。担当企業の温かさや柔らかい雰囲気を報告書にも反映させ絵本風にするために、デザインには細部までとてもこだわった。逆にこだわりすぎて時間がかかってしまっているとも感じたほどである。しかし「良いものを作りたい」という思いを仲間と共有し、最後まで妥協せずにやってきて本当に良かったと思った。企業の方々に「期待以上だった」とお言葉をいただけたのは、私たちがやってきたことがしっかりと形になって、その想いを届けられたからこそだと思う。」