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本授業の課題は、以下の２つです。
①担当企業が果たしている社会的な役割や貢献を、「CSR」という観点からとらえ、大学生、特に文系の大学生にも理解しやすいように編集した「CSR報告書」を作成する。
②担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案を考える。

発表後には企業担当者や学内役職者から、「企業存続のためには新たなことにも挑戦していかなければならない。今日は良いヒントをいただくことができた」「今の社会の動きを表現されていた発表であった」「キーワードである信頼から、人の部分をもっと掘り下げて分析できていたら、説得力のある内容になったのではないか」「提案のアイディアが非常に面白かった」などの感想をいただきました。

今回の最終報告会後の学生の感想を、授業用SNSのブログより抜粋して紹介いたします。
「ここまで長々と出来なかったことを書いてしまったが、自分の変わった部分にも、目を向けたい。発表前夜、先生から「変わったね」と言われた瞬間、感情の堰が切れそうになった。私のことを見ていて下さったことが単純に嬉しかったし、変われた部分には、自信を持っても良いのだと思えた。横断ゼミが始まった頃は、黙っておとなしく過ごして、メンバーに話しかけるという簡単なことが三週間くらい出来なくて、一人立ち止まっていた。でも今は、人前で意見を言ったり、話し合いを作り出して、それをまとめることが、出来るようになった。司会もあまり苦ではなかった。言葉で言うのは難しいけれど、日記で自分の本音を書けるようになった。笑顔でいること、笑うことも増えた。
　沢山の「出来た」と沢山の「出来なかった」で、今の私は構成されている。今は「出来なかった」の方が多いけれど、一つの「出来なかった」が「出来た」に変わることは、大きな成長であり、自信につながるものである。今回感じた「悔しさ」も、成長には必須の材料であり、その「悔しさ」をどう料理するかで、未来の自分は180度違うものに出来上がる。私は本気で変わりたい。もっとちゃんとしたい。そのために、今日の自分、今日にいたるまでの自分をしっかりと振り返ろうと思う。」