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2022.01.01

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お知らせ

新年のご挨拶2022 —学長 山㟢哲哉—

山㟢哲哉学長
2022年 あけましておめでとうございます。

昨年も一昨年に引き続き、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止を最優先課題として大学運営を行った一年でした。全面オンライン授業の期間もありましたが、後学期は可能な限り対面授業を行い、オンライン授業の良い点も採り入れるなど柔軟な対応を心がけてまいりました。
学生やご父母の皆様のご理解とご協力を頂きましたこと、新年を迎えるにあたり、改めて皆様に、心より感謝申し上げます。

海外の情勢を鑑みますと今も予断を許さぬ状況ではありますが、本学では共通テスト方式による入試や一般方式の入試を計画通り実施する予定です。また、卒業式や入学式も工夫しながら対面で行う予定です。

さて、武蔵学園は今年開学100周年を迎えます。節目の年に、武蔵大学は「国際教養学部」を開設します。これまで経済学部にあった「ロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」は新学部の経済経営学専攻に、また、人文学部のGSC英語プログラムをグローバルスタディーズ専攻に移行し、更なる展開を行うべく、教員一同胸を膨らませています。
また、新棟の建設も行いました。各学部のグループスタディルーム、ラーニングコモンズ等、学生の自主的学習空間を配置した11号館が昨年12月に竣工し、現在学生を迎える準備を整えています。

次の100年に向けて今年からはじまる武蔵学園第四次中期計画では、「世界に開かれたリベラルアーツ&サイエンスの学園」となることをめざすこととしました。これを受けて、武蔵大学では2022年度より、新たにグローバル科目や副専攻制度を設置します。学園建学の「三理想」にもとづき、リベラルアーツ&サイエンス教育によって総合知・専門知・他者と協働する力・実践力をバランスよく身につけ、身近な場所での知的探求と実践にたゆまず取り組み、世界に雄飛して人的交流ができ、組織的・地域的・地球的な課題の解決に貢献しうるグローバルリーダーを育成してまいります。

旧制高等学校以来の少人数教育の伝統を生かし、グローバル化する時代にふさわしいゼミの形、教育のあり方を実現し、コロナ禍、そしてその後に生まれる新しい社会課題に立ち向かうことのできる人材を育成していきたいと思います。皆様のこれまで以上の力強いご支援をお願い申し上げます。今年が皆様にとって、稔り多き年となりますことを心から祈念して、新年のご挨拶と致します。
2022年元旦
学長 山㟢 哲哉