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2025.02.12

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お知らせ

社会学部の卒業論文・卒業制作・卒業活動の発表会〈シャカリキフェスティバル〉が開催されました

去る1月29日(水)、社会学部の各ゼミを代表する学生による卒業論文・卒業制作・卒業活動の力作を発表して共有し合う「第16回シャカリキフェスティバル」が開催されました。今回は2019年度以来5年ぶりの対面開催となりました。
「シャカリキ」には「社会学の力」という意味と「がむしゃらにがんばる」という2つの意味が込められています。そして、競い合うのではなく、すべての発表が素晴らしいものであるという考え方のもと、「フェスティバル」という表現を使っています。

社会学部長より

2024年度のシャカリキフェスティバルは久しぶりの対面での開催となりました。
オンラインでの開催にもよさはあるのですが、対面で発表者の声に耳を傾ける学生たちを見ると、やはりこういう空気感や臨場感の持つ意味を感じます。
今年度は21のゼミから23本の卒業論文、卒業制作が発表されました。社会学部の卒業研究の特徴は、テーマが多様で、方法論も多様であること。教育の問題から 音楽、コスプレ、古着まで、多種多様な問題を計量分析からインタビュー、文献研究といった方法論で切ってくれました。
不確実で、昨日と明日が同じとは限らない変化の激しい現代社会において、大切なのは自らの確たる視点と、論理的に社会を知るための方法論です。社会学部の 学生が、そうした大事な資質を身に着けてくれていることを、シャカリキフェスティバルは端的に示してくれているように思います。
(社会学部長 粉川 一郎)

シャカリキフェスティバル運営幹事代表より

各会場での、卒業研究の具体的な進め方についての質疑応答を聴いていると、シャカリキの主役は、発表者である4年生であると同時に、これから卒業研究を本格的にすすめていこうとしている3年生でもあることがよく分かります。ある3年生は“自分の卒業研究について考える貴重な時間だった”というコメントを残してくれました。多くの3年生が、4年生の発表を、来年の自分と重ね合わせて、自分の卒業研究に活かそうとしてくれています。
1月末に開催されるシャカリキフェスティバルが、3年生にとって、研究に弾みをつけ、春休み中も卒業研究を継続するための、大事な役割を果たしていることを、ひさしぶりの対面開催で目の当たりにすることができました。
(シャカリキフェスティバル運営幹事代表 矢田部 圭介)
  • シャカリキフェスティバル発表の様子
  • シャカリキフェスティバル発表の様子
  • シャカリキフェスティバル発表の様子
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