NEWS & EVENTS

2025.02.07
- 教育・研究
- リベラルアーツ&サイエンス
- 広報部
お知らせ
リベラルアーツ&サイエンス教育センター 踊 共二 教授 著『非暴力主義の誕生:武器を捨てた宗教改革』が刊行されました
著者より一言

16世紀ヨーロッパの宗教改革はキリスト教の分裂をもたらしましたが、それは戦争と平和に関する立場の大きな分岐点でもありました。「正しい戦争」があると確信する多数派といっさいの戦争と暴力に反対する少数派が生まれ、後者は亡命と移住によって欧米・アジア・アフリカ各地に散在することになりました。誕生の地はスイスのチューリヒです。本書は彼らの500年の歩みを追ったものです。インドのガンディーやアメリカのキング牧師の非暴力主義との比較も行い、ウクライナやガザの問題にも触れています。