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今年度前学期は緊急事態宣言発令等によりわずか３週間のみの対面授業となりましたが、久しぶりに大学らしいキャンパスの賑わいを感じることができました。緊急事態宣言再発令によりオンライン授業となった授業最終週、特別オンライン授業期間も終わり、夏休みが始まりました。本日は、夏休みの過ごし方と、後学期の授業についてお伝えします。

新型コロナウイルスは、感染力が極めて高い新たな変異株・デルタ株へ置き換わり急速に感染拡大が進んでおり、この状況は今後しばらくは続くことが予想されています。政府は東京都の緊急事態宣言を８月31日まで延長し、加えて本学の在学生が多く居住する埼玉・千葉・神奈川の各県に対しても宣言を拡大しました。

後学期には、可能な限り対面授業を実施したいと考えておりますが、この宣言期間中に感染拡大を抑えることができるかどうかが、授業運営に大きく影響を及ぼすことになります。

この夏は一人ひとりが「自分そして大切な人を守る」ことをこれまで以上に意識して、慎重な行動をとっていただくようお願いいたします。都道府県を越える移動は控えめに、普段会わない人との接触や大人数・長時間での飲食は控え、熱中症にも気を付けながらマスク着用を徹底し、手洗いや手指消毒も油断せずこまめに行ってください。

感染が急拡大しており、重大な局面へ突入した今、ご自身やご家族、大切な方のために感染症対策をしっかりと継続してください。

９月に元気な皆様とお会いすることを心待ちにしています。

武蔵大学長 　山㟢哲哉

[ご参考]

夏休み期間中の感染拡大を防ぐために（内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室）より

「人との接触を8割減らす、10のポイント」（厚生労働省）

感染リスクが高まる「5つの場面」夏の感染拡大防止特設サイト（内閣官房）

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