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2021.05.06

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ヨーロッパ文化学科 小山ブリジット 教授の著書ANIMAUX DANS LA PEINTURE JAPONAISE(『日本絵画における動物たち』)がヴィエナール美術賞2021 年(VIENN’ART 2021)を受賞しました

ヨーロッパ文化学科 小山ブリジット 教授のANIMAUX DANS LA PEINTURE JAPONAISE(『日本絵画における動物たち』)がヴィエナール美術賞2021 (VIENN’ART 2021)を受賞しました。
 
ANIMAUX DANS LA PEINTURE JAPONAISE (『日本絵画における動物たち』)
著者:Brigitte Koyama-Richard (小山ブリジット)
出版社:Nouvelles Editions Scala (Paris) スカラ社
出版年:2020年10月
 
ヴィエナール美術賞2021 (VIENN’ART 2021)とは、芸術文化を奨励するフランス、ヴィエンヌ地方の非営利団体ヴィエナールより優れた美術作品、美術史の書籍に与えられる賞です。
 
 
●概要
本書、『日本絵画における動物たち』(原題はAnimaux dans la peinture japonaise)は2020年10月にフランスの出版社スカラ社より、フランス語で出版されました。古墳時代から現代にいたるまで日本における動物画の歴史を辿り、絵巻物、肉筆画、錦絵、現代アートなどを分析し、紹介しました。
 
●著者より一言
日本の画家たちは時代とともに美しい動物の作品を残しました。どのような動物が描かれ、宗教の面またはシンボルとしてどのような意味を持っているかを研究し、紹介しました。この本を通して日本の素晴らしい文化を西洋の読者に紹介したいと思いました。今回受賞できたことにより、一人でも多くの人に日本美術の豊かな表現力と想像力を知ってもらえると、大変喜んでおります。ご支援いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。