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2019.09.18

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日本・東アジア文化学科 水口拓寿 教授が、中国・曲阜の孔子研究院で講演しました

人文学部日本・東アジア文化学科 水口拓寿 教授が、中国の孔子研究院から招聘され、「祭孔的伝入与在地化」(孔子祭祀の日本伝来とローカリゼーション)と題して講演しました。この講演は、「文廟釈奠研究的回顧与展望」専題系列講座(「文廟の釈奠儀式に関する研究の回顧と展望」専門講座シリーズ)の一環として行われたものです。同じ日には、水口教授を囲む「学術沙龍」(学術座談会)も開催されました。
 
現在の中国には、孔子の名を冠した機関や組織が多数ありますが、孔子研究院はその内で唯一、儒学を専門とする国立の研究センターで、孔子の故郷として知られる曲阜(現・山東省曲阜市)に置かれています。水口教授は2011年にも曲阜を訪れ、孔子研究院で行われた第4回世界儒学大会に出席すると共に、孔子にゆかりのある史蹟(孔廟〈文廟〉・孔府・孔林)を見学しました。今回はこれらの史蹟を8年ぶりに再訪した他、孔子の生誕地とされる場所にオープンしたテーマパーク「尼山聖境」を見学し、孔子と儒学をめぐる中国の動態について考察を深めました。
  • 講演する水口教授
    講演する水口教授(孔子研究院提供)
  • 座談会
    同日に行われた座談会(孔子研究院提供)