NEWS & EVENTS

2019.07.18
- 教育・研究
- 教務課
お知らせ
【三学部横断ゼミ】2019年前期最終報告会開催
7月13日(土)武蔵大学8号館8503教室において、今年度前期「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終報告会が協力企業である株式会社大川印刷、株式会社ライクスの担当者や一般の方々に公開して開催されました。
このゼミナールでは3学部の学生が一つのチームを作り、担当する企業の『CSR報告書』を協働で作成します。その活動の中で、学生は「横のつながり」の重要性を認識し、学生の自己管理力、チームワーク、リーダーシップなど社会人基礎力の育成を目指しています。最終報告会ではCSR報告書を簡易印刷したものを会場で配布し、そのコンセプトなどについて30分間でプレゼンテーションしました。2019年度前期は、2年次生10名、3年次生12名が履修しました。
プロジェクトの中で提供されるものは、担当企業や社会に関する知識や情報であり、学生たちは活動を進めていく中で、それらに対する認識の幅を広げていきました。これまで様々な授業で得た知識も使いながら『CSR報告書』を作成する中で、今までの学びを再認識し、またさらに深めていくといった効果も見られました。また、他学部の学生や社会(企業担当者の方々)と交流し、異なる意識や価値観の人々がいるということを知る中で、学生たちは多様な視点を身に付けることができたと感じます。
最終報告会では発表後、学生の発表に、企業を始めとする来場者の皆さんからは、「中間発表会の時に比べて、発表の方法も含めてオリジナリティが出ていた」「知らなかった世界から感じた驚きや感動など、学び取ったことを上手に表現できていた」「我々が普段見ていない視点から報告書が作成しており、新たな気づきがあった」などの感想をいただきました。
今回の報告会後の学生の感想を、授業用SNSのブログより紹介いたします。
「初回の授業あたりで「入るゼミ間違えたかしら」と焦ったが、話し合いを進めるうちにどんどんと楽しくなっていった。一つのことを作り上げるのにこんなにも一生懸命になったのは中学以来だった。大変だったけれどとても充実していて、楽しかったけれど空虚だった高校生活と随分と違っていた。中間発表会のあとに各自へのフィードバックでチームメンバーは私の良いところをたくさん言ってくれた。こんなに自分自身のことを褒められたのは久々でなんだか言葉にできないくらい嬉しくて込み上げてくるものがあった。ずっと昔から心にもっていたモヤモヤしたものが消えてなくなった。私はきっと、誰かに自分の能力を認めてほしかったのだと思った。このゼミには私にはない才能を持った人たちがいっぱいいたけど、その才能をすごいと思いつつ、私は私の才能を伸ばしていけばいいのだと思うことができたことは、私にとってとても大きなことである」
「私は元々、人に意見を言うことが本当に苦手であった。「言っても聞いてもらえない」「どうせ反対される」など、発言前からマイナスに考えてしまう傾向にあった。しかし、このゼミに入ってから私の考えは180度変わった。そのきっかけは、チームメンバーの温かさに気づいたからである。特にフェーズ2は人数も多く、尚且つ決めることも増えた。一人一人の意見がぶつかり、その都度相談や議論をしてという繰り返しであった。始めの方、私は様子を伺い、端にいることも多かった。しかし、自分の発言を真摯に受け止め、肯定してくれる仲間であるとわかってから、私は積極的に発言し、話し合いに主体的に参加できるようになった。「主体性」など私には無縁であると考えていた4月の頃では、今の自分は考えられないほど生き生きとしていると感じる。仲間と話し合うことの楽しさ、議論して意見を固めていくことの達成感を、このゼミを通して感じられたことが自分にとってのかけがえのない財産になったと思う。苦しい、辛い、しんどいと感じたことは多々あるが、私は一度もこのゼミに入ったことを後悔したことはないし、とらなければ良かったと考えたこともない。むしろ、素敵な仲間と出会えたことや、もう一度「打ち込む」という経験ができたことが、私にとってとても価値あることであった。このゼミをとろうと行動した昔の自分に感謝の気持ちで一杯である」
このゼミナールでは3学部の学生が一つのチームを作り、担当する企業の『CSR報告書』を協働で作成します。その活動の中で、学生は「横のつながり」の重要性を認識し、学生の自己管理力、チームワーク、リーダーシップなど社会人基礎力の育成を目指しています。最終報告会ではCSR報告書を簡易印刷したものを会場で配布し、そのコンセプトなどについて30分間でプレゼンテーションしました。2019年度前期は、2年次生10名、3年次生12名が履修しました。
プロジェクトの中で提供されるものは、担当企業や社会に関する知識や情報であり、学生たちは活動を進めていく中で、それらに対する認識の幅を広げていきました。これまで様々な授業で得た知識も使いながら『CSR報告書』を作成する中で、今までの学びを再認識し、またさらに深めていくといった効果も見られました。また、他学部の学生や社会(企業担当者の方々)と交流し、異なる意識や価値観の人々がいるということを知る中で、学生たちは多様な視点を身に付けることができたと感じます。
最終報告会では発表後、学生の発表に、企業を始めとする来場者の皆さんからは、「中間発表会の時に比べて、発表の方法も含めてオリジナリティが出ていた」「知らなかった世界から感じた驚きや感動など、学び取ったことを上手に表現できていた」「我々が普段見ていない視点から報告書が作成しており、新たな気づきがあった」などの感想をいただきました。
今回の報告会後の学生の感想を、授業用SNSのブログより紹介いたします。
「初回の授業あたりで「入るゼミ間違えたかしら」と焦ったが、話し合いを進めるうちにどんどんと楽しくなっていった。一つのことを作り上げるのにこんなにも一生懸命になったのは中学以来だった。大変だったけれどとても充実していて、楽しかったけれど空虚だった高校生活と随分と違っていた。中間発表会のあとに各自へのフィードバックでチームメンバーは私の良いところをたくさん言ってくれた。こんなに自分自身のことを褒められたのは久々でなんだか言葉にできないくらい嬉しくて込み上げてくるものがあった。ずっと昔から心にもっていたモヤモヤしたものが消えてなくなった。私はきっと、誰かに自分の能力を認めてほしかったのだと思った。このゼミには私にはない才能を持った人たちがいっぱいいたけど、その才能をすごいと思いつつ、私は私の才能を伸ばしていけばいいのだと思うことができたことは、私にとってとても大きなことである」
「私は元々、人に意見を言うことが本当に苦手であった。「言っても聞いてもらえない」「どうせ反対される」など、発言前からマイナスに考えてしまう傾向にあった。しかし、このゼミに入ってから私の考えは180度変わった。そのきっかけは、チームメンバーの温かさに気づいたからである。特にフェーズ2は人数も多く、尚且つ決めることも増えた。一人一人の意見がぶつかり、その都度相談や議論をしてという繰り返しであった。始めの方、私は様子を伺い、端にいることも多かった。しかし、自分の発言を真摯に受け止め、肯定してくれる仲間であるとわかってから、私は積極的に発言し、話し合いに主体的に参加できるようになった。「主体性」など私には無縁であると考えていた4月の頃では、今の自分は考えられないほど生き生きとしていると感じる。仲間と話し合うことの楽しさ、議論して意見を固めていくことの達成感を、このゼミを通して感じられたことが自分にとってのかけがえのない財産になったと思う。苦しい、辛い、しんどいと感じたことは多々あるが、私は一度もこのゼミに入ったことを後悔したことはないし、とらなければ良かったと考えたこともない。むしろ、素敵な仲間と出会えたことや、もう一度「打ち込む」という経験ができたことが、私にとってとても価値あることであった。このゼミをとろうと行動した昔の自分に感謝の気持ちで一杯である」
【在校生へのお知らせ】2019年度後期履修生追加募集について(経済学部・人文学部)
授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2019年度後期履修生を経済学部と人文学部の学生対象に追加募集を行います。
履修申し込み期間 2019年7月1日(月)~7月29日(月)正午まで。詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。
履修申し込み期間 2019年7月1日(月)~7月29日(月)正午まで。詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。