ニュース一覧【三学部横断ゼミ】2018年後期授業・最終報告会開催

2019.1.8

武蔵大学

三学部横断ゼミ

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【三学部横断ゼミ】2018年後期授業・最終報告会開催

12月22日(土)武蔵大学8号館8503教室において、今年度後期「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終報告会が協力企業である株式会社キミカ、株式会社協進印刷の担当者や一般の方々に公開して開催されました。
 
このゼミナールでは3学部の学生が一つのチームを作り、担当する企業の『CSR報告書』を協働で作成します。その活動の中で、学生は「横のつながり」の重要性を認識し、自己管理力、チームワーク、リーダーシップなど社会人基礎力の育成を目指しています。最終報告会ではCSR報告書を簡易印刷したものを会場で配布し、そのコンセプトなどについて30分間でプレゼンテーションしました。今年度から後期は全学年が履修可能となり、今回は2年次生13名、3年次生7名が履修しています。

履修期間中は前半と後半の2つの段階に分かれており、授業開始から中間発表会までの前半(フェーズ1)は学部ごとの専門性を応用した課題に取り組み、中間発表会から最終報告会までの後半(フェーズ2)では3学部の学生が一つのチームに合体して『CSR報告書』作成という課題に取り組みます。最終報告会まで3か月半という短い期間の中で、学部・学年のみならず性格や価値観も違う学生同士のチーム活動は、様々な葛藤や困難にぶつかりました。しかしハードルが高ければ高いほど、チームで協力してカタチにしていく達成感は何物にも代え難く、学生たちは壁を乗り越えるたびに大きく成長していきました。
 
最終報告会では発表後、企業の方々から「素晴らしい形にまとめていただき嬉しく感じた」「よく調べていることが発表や報告書の言葉で表れている」「社内・地域・社会の3つに分類して分けていたのが良かった」「歴史的に振り返ってCSRの面からまとめた方法が分かりやすかった」などたくさんの感想をいただきました。
 
今回の報告会後の学生の感想を授業用SNSのブログより紹介いたします。
「フェーズ2を過ごす中で、1番思ったこと。それは、学生が過ごす社会と、社会人の過ごす社会がいかに別世界かということだった。お礼状や文言の統一、「顧客なのか消費者なのか」、相手の視点に立つことがいかに難しいかなど、ここまでやるのかというくらい、「社会人が生きる社会」は、その掟も含め細かく徹底されていた。同時に、私たち学生が全てにおいていかに未熟かを学んだ期間でもあった。
 フェーズ2で最も感動したのは、夜の12時に出した朝の6時までという締め切りに対して、メンバーのほとんどがその約束を守って、迅速に対応してくれたことだ。携帯に来ていた沢山の通知に驚きが隠せなかったし、思わず声をあげたのを覚えている。チームの連携がここまでうまく機能しているのは、決して当たり前ではない。メンバーがこの数か月間を通じて、当たり前を実行できる人になっていることが、私は本当に嬉しかった。
 私はこの3か月でどんな風に成長できたのだろうか。「自分なりに80点を維持する」という目標は果たして成し遂げられただろうか。正直、フェーズ2では30点の日もあったし、それ以下の日もあった。しかし、今こうしてPDCAを意識して自分を評価することが出来ているのも含めて、最終報告会が私の成長にとってのスタートだと思う」
 
三学部横断型課題解決プロジェクトホームページはこちら
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【在校生へのお知らせ】2019年度履修希望者対象ガイダンス実施について
授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2019年度履修希望者対象にガイダンスを開催いたします。
詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。
 
ガイダンス開催日時:2019年1月30日(水) 11時00分~12時00分 8604教室

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