本年度の白雉(しらきじ)映像祭は、3月11日(土)に2本の感動ドキュメンタリーを上映いたします。各作品の上映後には、映画評論家の竹内海四郎氏を交え、2人の監督のトークショーも開催されます。
1本目はロベルト・マクスウェル監督の
『軌跡 ~在日ブラジル人の25年~』。2本目は小西未来監督の
『カンパイ!世界が恋する日本酒』です。両作品とも東日本大震災につながる人々の奮闘を描いています。
『軌跡』では、震災後の福島でボランティア活動をするブラジル人が登場し、日本に住む外国人の素顔や本音を知る貴重な映像となっています。『カンパイ!』では、震災で打撃を受けた老舗酒蔵を継ぐ南部美人・五代目蔵元の久慈浩介ら3人の男性の挑戦と葛藤を通し、Sakeという日本文化がいかに世界に羽ばたいているかを考える作品です。両作品とも、グローバル時代における人、モノ、情報の国際移動を考えるヒントに満ちています。
ぜひ多くの方とお誘い合わせの上、お運びください。
◆開催日時:2017年3月11日(土)13:00~18:00
◆会場:武蔵大学 1号館地下1階 1002シアター教室
※入場無料、予約不要、途中入場可
◆お問い合わせ先
E-mail:
*白雉映像祭は、社会学部が在学生をはじめ、地域の方々にご覧いただきたい映像作品を上映する取り組みです。「貴重で良質だけれど、十分に世に知られていない作品」「社会学的な想像力をかきたて、問題意識を深める作品」などを厳選しています。また、上映に伴い、その作品の監督や製作者の方をお招きし、トークイベントも積極的に行っています。