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2015.4.1

武蔵大学

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ヨーロッパ文化学科・踊共二教授 編『アルプス文化史』が刊行されました

人文学部ヨーロッパ文化学科・踊共二教授 編
『アルプス文化史 ―越境・交流・生成―』昭和堂、2015年


●本書の概要
ヨーロッパ世界の一体化はどのように進行して現代にいたるのか。本書が注目するのは、その中心部に聳えるアルプス山脈。この4000m級の高山地帯を越えるヒトとモノ、そして文化の交流の歴史を知らずしてヨーロッパは理解できない。本書の内容は高山・平地・海を結ぶ交通網からハプスブルク家の興亡、ルネサンスと宗教改革、産業革命、ツーリズムまで多岐にわたる。しかし、いずれもヨーロッパ史の基本問題である。

●編者より一言
これまで私はおもにスイスのドイツ語圏をフィールドにした歴史研究をおこなってきましたが、それと同時に、いわゆるボーダレス化の先進地域であるヨーロッパ全体を射程に収めた研究をこころざしてきました。本書はその成果の一部です。一般の読者にも大学生にも十分にわかるように工夫して編集してあります。大学図書館に配架されますので、眺めてみてください。(踊 共二)

ぜひ、ご一読ください。

20150331_アルプス文化史(踊共二)

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