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2015.1.23

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経済学部金融学科4年の黒沢峻さんが公認会計士試験に合格

平成26年度公認会計士の合格発表が11月14日(金)に行われ、本学経済学部金融学科4年の黒沢峻さん(豊田俊一ゼミ所属)が公認会計士論文式試験において見事合格されました。2年次より公認会計士試験に取り組んできた黒沢さんへ、合格までの道のりを伺いました。

 【平成26年公認会計士試験 合格発表概要】(公認会計士・監査審査会Webサイトより)
 論文式試験合格者数 1,102人(対前年比76人減)、合格率10.1%

―――どのようなきっかけでこの資格を取得しようと思いましたか?
黒沢さん「私が公認会計士を目指そうと思ったのは、大学2年の春です。きっかけは、もともと将来は何らかの分野で専門家と呼ばれる職業について社会に貢献したいと考えていたことです。そんなときに大学に入学して簿記と出合い、財務諸表監査だけではない会計士の活躍のフィールドの広さに魅力を感じ、受験を決意しました。」

―――2年次より試験の勉強を始めたそうですが、どのように取り組んできましたか?
黒沢さん「私は大学と並行しながら専門学校に通学して勉強していました。具体的には、3年生の前期までは大学の授業の後に専門学校の授業に出席して勉強し、単位をある程度修得している3年生の後期以降は会計士の試験勉強に専念するため一日専門学校で勉強していました。会計士試験は長期戦になるので、うまく息抜きをしながら勉強するように心がけていました。」

―――武蔵大学での学びや環境は、試験に何か影響していますか?
黒沢さん「私は財務会計のゼミに所属しているのですが、ゼミでの学びが刺激的でとても勉強になりました。具体的にはパソコンを使って企業分析をしたり、ある会計の論点について深く掘り下げ議論したりしたことです。四年間でアカデミックな内容から実務的な内容まで幅広く勉強できたことは、ゼミでしか経験することのできない魅力的な学びであると思います。また、ゼミの先生には、何かあれば親身に相談にのってもらい、日々ゼミ生のことを気にかけていただいて大変感謝していますし、今のゼミで四年間過ごすことができて本当によかったと思います。」

―――試験に向けての勉強で、苦労したことはありますか。それをどのように乗り越えましたか?
黒沢さん「大学と試験勉強の両立に大変苦労しました。どうしても、勉強時間を確保することが困難だったので朝すこし早く起きて勉強したり、会計士の試験範囲と内容が同じ授業をとるなどして工夫していました。」

―――取得した資格や学んだことを、今後どのように活かしたいと考えていますか?
黒沢さん「まずは一日でも早く一人前の会計士となれるように、より勉強し色々な経験を積んでいきたいと思っています。そうして得た知識と経験を、私もゼミから多くのことを学んだようにゆくゆくは何らかの形で社会に還元できればと思っています。」
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