教職課程活動ブログ

2020.01.23

第3回講演会がありました

1月11日、教職実践研究会Ⅱ部として東京大学大学院教育学研究科教授の恒吉僚子先生をお招きし、「国際化する『日本型』教育」というタイトルでご講演いただきました。学生の感想の一部を紹介します。
講演を聴いて、日本型教育というものが国際的に活用されている実態を知ることができました。日本型教育が行なわれている事例を知り、今まで当たり前だと思っていたカリキュラムの一部が海外では当たり前ではないことを理解しました。日本型教育のカリキュラムには、クラブ活動や当番制、地域と行う防災訓練などが含まれ、こうしたさまざまな集団活動で他者と協働することが子どもの成長につながっていると思いました。

経済学部経済学科 4年 えりか

 

日本の教育が海外で参考にされていることを初めて知った。日本にいると、日本の教育はマイナスのイメージがあり、評価されていないと勝手に思い込んでいた。エジプトが日本型教育を導入したということは知らなかった。学校で協調性や自主性を育む給食や掃除を行うことは当たり前だと思っていたので、驚きであった。

人文学部日本・東アジア文化学科 4年 たつき

日本ではALTを積極的にとり入れ外国語教育を強化するなど、グローバルな世界を生きるために必要とされる能力を育てるために変わりつつあるものの、世界の教育からは遅れていると思っていました。しかし、特別活動などが「日本型授業」として世界のなかで強みをもっているということを知りました。 “Tokkatsu”が海外で教育モデルになっていると知り、日本でも生徒にとってよい教育がされているということがわかりました。

経済学部経営学科 3年 さや

 

「教育」というと、日本は遅れていて海外のほうが進んでいるというイメージがあり、日本の教育方法がさまざまな国に伝わっているという事実に驚きました。日本の学校で学んできた私にとって日直も給食も運動会も当たり前のことで、掃除も含め「支配」的だと感じたことはありませんでした。しかし、海外では感じ方がまったく異なりました。国による受け止め方や考え方の違いがあることは、すごく面白いと思いました。

社会学部社会学科 3年 なな