教職課程活動ブログ

2019.12.02

第2回講演会がありました

11月9日、甲斐理恵子先生をお招きして講演会を行いました。中学校国語教師としての体験談をまじえながらのご講演から、学生は多くのこと学びました。学生たちの感想の一部を紹介します。
甲斐先生の話し方は口調や声のトーンが穏やかで、聴きやすかったです。先生の講演から、「子どもが人生のレールを作るお手伝いをする」ことが教師の役目だと感じました。子どもの可能性は無限大で、そんな子どもに関われる教師の仕事はおもしろいと思いました。

社会学部メディア社会学科 3年 しんたろう

 

甲斐先生は、大村はまの教育論をご自身の教育活動を例に紹介して下さいました。「子どもを知っているからこそ本当の対話ができる」という話は、カウンセリングの考え方と一致すると思いました。たとえ生徒から否定的なふるまいを受けても、めげずに肯定的な関心を寄せる態度をとり続けた甲斐先生の体験談は、説得力がありました。

大学院経済学研究科 かずき

教育実習の3週間と重ね合わせながら、講演を聴きました。教師の仕事は、子どもとの関係作りだけでなく保護者との関わりや事務作業もあり、多忙です。しかし、子どもの成長のために働きかけたことが子どもに伝わり「ありがとうございました」と言われた時は、うれしい気持ちになります。あらためて、教職は多忙でもやりがいのある仕事だと感じました。

社会学部社会学科 4年 ちなつ

 

生徒が反抗的になるのは、教師が頭ごなしに叱るという人間関係を構築しているからだと思いました。コミュニケーションがとれると信頼関係が構築され、生徒は嘘をつかなくなります。塾の講師として関わる生徒たちのなかに難しい生徒がいますが、今日の講演を聴いて、その生徒ともしっかり向き合いコミュニケーションをとることが大事だと思いました。

社会学部メディア社会学科 4年 みやび