教職課程活動ブログ

2018.10.26

講演会がありました

10月6日(土)、講師の先生を招き、「協働学習と教師の熟達」というテーマで講演して頂きました。講演後の学生の感想を紹介します。

講師の先生が自己紹介された際に、教師になってからも毎年のように「教師とは何なのだろうか…」、「教師を辞めようか…」と考えることがあるとおっしゃっていました。教師の仕事にはタスクが多いということは大学の授業等で学び理解していました。が、それとともにストレッサーも多く存在するのだということがわかりました。

そして、金井香里先生の授業で、「きょうどうがくしゅう」の漢字表記の違いについて先日考えたばかりの私にとって、今回の講演会の話題はとてもタイムリーでした。「よい教師であるほど、ズボンがシワクチャになってしまう」、「教師も、見たくない現実は見ないようにしてしまうことがある」という講師の先生の言葉が非常に印象深かったです。今回の講演全体を通し、今まで知っていた事柄について、さまざまな側面から深く考えることが出来ました。新しい気づきのある、とても貴重な時間となりました。

人文学部ヨーロッパ文化学科 3年 あすか

教職課程の授業では、一斉授業よりも生徒の学びが深くなる授業づくりをしよう、ということをよくききます。しかし、私たちは一斉授業を受けてきました。面白みのある授業を作りたいと思っても、具体的にどうすればいいのかわからず、戸惑うばかりでした。今回の講演で、実際に協働学習を実践している先生のお話を聞くことは非常に貴重な経験で、参考になりました。

また、教師はどうあるべきか、生徒とどう距離をとるかなど、実際に現場に出ていらっしゃる先生だからこそ、日々大切にしていることを教えてくださり、ためになりました。教師という仕事は大変だけれどつねに変化のある面白い仕事でもある、私もそこに行き着けるようもっと努力しなければ、と思いました。

経済学部経営学科 3年 ゆうか