教職課程活動ブログ

2017.02.01

講演会がありました

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平成29年1月11日(水)、教職実践研究会の第Ⅱ部では、記念講演会が開催されました。講演会を聴いた学生の感想をいくつか紹介します。

演題:「グローバル時代の人間形成を希求する対話型授業とは」          
講演者:金沢学院大学 多田 孝志 先生
 

今日の講演会で印象に残ったことが3点あります。1点めは、人と関わるなかで見えてくる考え方のズレは面白いものであるということ。2点めは、みんなで考えると、一人では思いつかない良いアイディアを生み出せることができるということ。3点めは、物事を多面的に深く立体的に考えることの大切さです。これらのことをふまえて人の心の痛みがわかる人になりたいと思います。   
経済学部経済学科4年生 みや

 

講師の先生の話で印象に残ったのは、自分の意見が批判された時は批判されるほど自分の意見に価値があると考え、視野が広がったと思う感覚を身につけることが大切だとおっしゃっていたことです。批判されるのが怖くて自分の意見を言わない日本の子どもたちに、この感覚を身に付けさせるよう、意見発表の機会を多くし、自信をもたせることが必要だと思いました。 
人文学部日本・東アジア文化学科4年生  そうすけ

講師の多田先生が指摘していたグループワークの中でのスクールカーストの話が興味深いものでした。スクールカーストのもと同調圧力が働き生徒全員が自信をもって意見を言えないグループワークは、形式だけのもので、「深い学び」にならないことがよく理解できました。      
社会学部社会学科3年生   たまお

 

人の話をきく時、うなずいたりあいづちを打ち深くきくことが大切であること、対話とはお互いにきき合う時に始まるという言葉が胸に響きました。語り合うのではなく、きき合う時、また、その時に生じる沈黙から人は成長するということを学びました。
人文学部英語英米文化学科3年生  あい