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    2025.10.29
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イベント
11/28(金)武蔵大学東西文化融合史研究会第13回例会「戦争と平和の東西+キリスト教と東アジア」を開催します
【開催日時】 2025年11月28日(金)16時00分~18時00分
【開催方法】 会場開催、オンライン併用(Zoom参加に係る技術的サポートはございません)。
場所: 武蔵大学教授研究棟02C会議室
ZoomのID等は開催日が近づきましたらメールでお知らせします。
【オンライン参加申込み締切】 2025年11月27日(金)※事前申込制
会場参加の場合、申込みは不要です。会場に直接、おいでください。
概要
「修復的正義」ないし「修復的司法」と訳されるrestorative justiceはアメリカのハワード・ゼアに代表される理論と実践です。それは犯罪(者)への応報(合法的復讐)としての裁判、刑罰とは別次元の正義の実現をめざすもので、加害者・被害者・彼らの属するコミュニティを主体とする「和解」「関係の修復」の試み(たとえば対話と相互理解)を伴います。修復的正義の思想は歴史的にはヨーロッパおよびアメリカのプロテスタントの一派である再洗礼派とりわけメノナイトとアーミッシュの宗教的信念(非暴力・平和主義)と関係しており、ハワード・ゼア自身メノナイト派の信徒です。今回のプログラムでは日本におけるこの分野の研究と実践をリードしつつ国際的にも活躍する講師を招き、欧米とアジアの動向について学びます。なおアジアにおける修復的正義の先進国のひとつは韓国であり、この国ではNPO・警察・裁判所の連携事業が実現しています。一般の方に広く公開している研究会ですので、ふるってご参加ください。
プログラム ※敬称略
| 16時00分 | 開会の挨拶 研究会代表 踊 共二 氏 (武蔵大学教授) | 
|---|---|
| 16時05分~16時55分 | 報告:片野 淳彦 氏 (日本メノナイト福住センター/酪農学園大学・札幌大学等講師) 「修復的正義のキリスト教的起源:理論と実践」 | 
| 16時55分 |  休憩
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| 17時10分~17時40分 | コメント: 踊 共二 氏 (武蔵大学教授) 「アーミッシュの赦し、加害者との和解:1957年と1992年のケース」 | 
| 17時40分 |  質疑応答
             | 
| 18時00分 | 閉会の挨拶 来年度の構想
             | 
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お申込み・お問合せ
研究会メンバー・学内関係者は事前申し込み不要です。学外の方でオンライン参加希望者は事前申込みをお願いします。下記フォームにご入力のうえ、「送信」ボタンを押してください。
お申込み〆切:11月27日(木)
【担 当】小林紫乃(本学総合研究機構リサーチアシスタント)
【事務局】武蔵大学運営部研究支援課