NEWS
2023.09.12
- 研究会
- 総合研究機構
イベント
11/24(金)武蔵大学東西文化融合史研究会第5回例会「東アジアの近代と脱近代」を開催します
【開催日時】2023年11月24日(金)16時00分~18時00分
【開催方法】Zoomによるオンライン配信(Zoom参加に係る技術的サポートはございません)学内の方は教授研究棟02C会議室で対面参加も可能です
ZoomのID等は開催日が近づきましたらメールでお知らせします
【申込締切】11月22日(水)※事前申込制
概要
近代化のなかで忘れられてきた思想や制度に光をあてる企画です。今般の個別テーマは「治世の宝典『群書治要』:中国から日本へ、日本から中国へ」です。『群書治要』は中国唐代の太宗が古典・歴史書のなかから治世に役立つ書物を選び、抜粋したものです(全50巻)。選ばれたのは『論語』『老子』『史記』などです。日本には奈良時代に伝わりました。中国では早い段階で散逸しましたが、日本に完全なかたちで残る写本をもとに再現されています。このたび中国から招いた講師は、この書物の伝承と研究のエキスパートです。研究会では日本の中国思想史およびヨーロッパ国制史の研究者による比較史的なコメントをまじえ、中国古来の政治論の特色とその現代的価値を浮き彫りにします。一般の方もオンラインで聴講できますので、ふるってご参加ください。なお報告は中国語で行われますが、本学講師の安藤潤一郎氏が通訳を務めます。
プログラム ※敬称略
16時00分 |
開会の挨拶 研究会代表 踊共二(武蔵大学教授) |
---|---|
16時05分 |
報告 聶菲璘(ニエ・フェイリン)氏(中国伝統文化促進会《群書治要》伝承委員会副主任)「治世の宝典『群書治要』:中国から日本へ、日本から中国へ」
|
17時05分 |
休憩
|
17時15分 |
コメント1 伊東貴之氏(国際日本文化研究センター教授)「中国思想史の立場から」
|
17時30分 |
コメント2 皆川卓氏(山梨大学教授)「前近代ヨーロッパの統治理論と比較して」
|
17時45分 |
質疑応答
|
18時00分 |
閉会の挨拶 次回(第6回)例会のご案内
|
【報告者の最近の研究業績】
「『群書治要』にみる廉潔政治の思想とその現代的価値」『武陵学術誌』No.4(2022)[中国語]
【コメンテーターの最近の研究業績】
伊東貴之(編)『東アジアの王権と秩序:思想・宗教・儀礼を中心として』(汲古書院 2021)
皆川卓「神聖ローマ帝国の崩壊」、鈴木董編『帝国の崩壊』下巻(山川出版社、2022年)
お申込み・お問合せ
研究会メンバー・学内関係者以外は事前申込みをお願いします。下記フォームにご入力のうえ、「送信」ボタンを押してください。
お申込み〆切:11月22日(水)
【担 当】小林紫乃(本学総合研究機構リサーチアシスタント)
【事務局】武蔵大学運営部研究支援課
個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシーをお読みください。