学部横断ゼミブログ

2023.12.01

最終報告会に向けてドラフトを提出

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

11月27日(月)の2時限目に授業が行われました。今回の授業では、最終報告会で配布する小冊子のドラフトを教員に提出しました。先週は、2チームともに<買い物難民>という社会課題について考察し、課題提供企業である㈱とくし丸を通してどんな未来を創りたいのか、そのために㈱とくし丸は何ができるのか提案を考えるために、授業外に話し合いを重ねてきました。

今回提出された小冊子には、各チームの社会課題に対する想いが綴られています。教員からは、コンセプトや構成内容、デザイン、文章の表現方法など、各ページにわたって丁寧なフィードバックが行われました。たくさんの改善点が見つかり、まだまだ作りこみと修正が必要です。これからの時間は、ますますチームワークが試されますが、互いの良さを引き出し合って頑張ってください。

この授業では、異なる学部の学生が、ひとつのチームを形成して活動していますが、毎回の授業後にその活動を振り返る<活動記録>を授業用SNSに提出する課題があります。自分の葛藤から逃げずに、しっかりと自分に向き合って<活動記録>を書くことは、自己理解や、周囲を認識し状況に合った自分の役割を見つけることにもつながり、3か月という短い授業期間の中でも、教育効果を高める要素の一つとなっています。
最終報告会まで、残り1週間です。活動している中で、自分が「できていること」と「できていないこと」、そしてそれらの要因はどこにあるのかなど、自分自身について見つめる時間も大切にして、より成長した姿で最終報告会を迎えてほしいと思います。

最後に、授業後の学生の日記を紹介します。
「チームの皆自身の担当に懸命に向きい合っているように見えた。私も先週から「それじゃあ私はこうするから、あなたはこれをしてほしい。どう?」と、主体的な発言と他者を巻き込む提案をしていると思う。
 私はどこか横断に気後れしており「確かにそっちの方がいいかも」と自身の提案を無意識の内に後回しにしていたのかもしれない。また自身の発言で他者を動かすことがどこか怖くて、そのような提案を行えていなかった。しかし時間が既に無い事、一つでも意見が多いことが活路につながること。そして自身の提案で人を動かすことに恐怖があるに決まってるが、それは実質自分の意見の抑制であり、様々な意見を取り入れようと動いてるチームに対して不誠実であることに気づいた。 
 私はまだまだ横断に対して気後れするし、自身の発言で人を動かすことはとにかく怖い。だがそれを言ってどうにかなるような訳でもないので、今の自分に思い浮かんだ意見やできる限りの行動を地道に重ねていきたいと思う。」


【お知らせ】12月9日(土)最終報告会開催のご案内

学部横断型ゼミナール・プロジェクト(授業名「学部横断型課題解決プロジェクト」)の最終報告会を開催します。どなたでも学生の発表を聴くことができます。

・開催日時:2023年12月9日(土) 14時00分~(予約不要。ただし一般の方でオンラインからの視聴の場合は、事前申し込みが必要です)
*当日のプログラムの詳細や申し込み方法こちらから


【在校生へのお知らせ】2024年度履修希望者対象ガイダンス実施について

詳しくは、学生ポータルサイト 3Sの掲示板でご確認ください。

・2024年度履修希望者対象ガイダンス開催日時:2023年12月11日(月) 12時50分~ 1002教室(1号館地下1階)