数学基礎

2023年度入試 出題の基本方針

数学基礎は、国際教養学部経済経営学(EM)専攻を志望する方のみに必須の科目 です。

EM 専攻の学びの柱である PDPは、武蔵大学の学位とともに、ロンドン大学の学士号(Bachelors of Science in Economics and Management)の取得を目指すプログラムですが、PDP 履修には一定の数学の素養が必要となります。そこで、経済学を学ぶ上で必須の数学分野に絞りつつ、各分野の基本的事項に関 する理解度を確認することを意図した問題を出題する科目として「数学基礎」を設け、これを必須としました。
出題される科目は「数学I」「数学II」「数学 A」「数学 B」です。「数学I」は「数 と式」、「二次関数」、「データの分析」、「数学II」は「いろいろな式」、「図形と方程式」、 「指数関数・対数関数」、「微分・積分の考え」、「数学 A」は「場合の数と確率」、「整 数の性質」、「数学 B」は「数列」から構成されます。本学入試の選択科目である数学とは範囲が若干異なりますのでご注意ください。
昨年度の出題形式は、大問6つ、大問は複数の小問からなっておりました。小問は、それぞれの小問が関連している場合も、それぞれが独立している場合もありました。今年度も同様の出題形式になると思われます。問題文は簡潔で平易なものばかりです。単純に数式を解くだけの問題も多く、応用的な内容というよりは教科書に練習問題で出てくるような基礎的な問題が主体であると考えてください。
出題形式・解答形式は大学入学共通テストに準拠しています。解答はマークシー ト方式で、計算結果の数値をマークするものと問題にあたえられた選択肢から適切なものを選んでマークするものがあります。問題は純粋に数学的なものがほとんど ですが、一部実社会での応用を想定した問題があります。計算力を確認する問題や 出題各分野に関する基礎知識を問う問題が中心です。

傾向と対策

受験勉強にあたっては教科書の各出題分野をもれなく学習しておくことが望まれます。受験対策に特別な参考書や問題集などは必要ありません。教科書の練習問題、章末問題、発展問題をきちんと解いて理解することが最優先です。教科書に出てくる問題をきちんと解くことができれば、数学基礎の対策としては十分です。苦手な分野、わからない分野を作らず、出題範囲の分野をきちんと網羅して学習してください。

サンプル問題

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