ニュース一覧【三学部横断ゼミ】2017年度後期授業・最終報告会開催

2017.12.20

武蔵大学

三学部横断ゼミ

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【三学部横断ゼミ】2017年度後期授業・最終報告会開催

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12月16日(土)武蔵大学 8号館8503教室において今年度後期「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終報告会が協力企業である東芝プラントシステム株式会社、日本リック株式会社の担当者や一般の方々に公開して開催されました。
 
このゼミナールは、経済学部、人文学部、そして社会学部の学生から成るチーム(1チームは15名前後。各学部からは5名程度参加)を構成し、お互いの専門知識をぶつけ合い、共有しなければ解決できない課題に挑戦します。その中で、学生は「横のつながり」の重要性を認識し、学生の自己管理力、チームワーク、リーダーシップなど社会人基礎力の育成を目指しています。
2017年度後期は2~3年次生31名が履修しています。
 
学生に課している課題は次の通りです。
①担当企業が果たしている社会的な役割や貢献を、「CSR」という観点からとらえ、大学生、特に文系の大学生にも理解しやすいように編集した「CSR報告書」を作成する。
②担当企業の今後のCSR活動とCSV活動に対する提案を考える。

来場者の前で学生たちは、チームで作成したCSR報告書を提示した上で、その報告書のコンセプトなどを具体的にプレゼンテーションしました。
 
このゼミナールの活動は、チーム活動が基本となります。学年や学部のみならず、性格や価値観が違うチームメンバーとの作業は想像以上に大変だったようですが、それを克服することによって、学生は飛躍的に成長を遂げることができます。
最終報告会では発表後、企業の方々から「キャッチコピーが気に入った」「たくさん悩みながら今日に至ったことが感じられる発表だった」「弊社を理解するために、一つひとつの言葉を拾って調べ上げてくれている」「写真を効果的に使ったデザインはとても良い」などたくさんの意見や感想をいただきました。
 
今回の報告会後の学生の感想を授業用SNSのブログより紹介いたします。
「この横断ゼミを通して、多くの経験をすることができた。まずは社会人基礎力である。横断ゼミを始める前は意識もしていなかった様々な力を、この3カ月でたくさん学ぶことができたように思う。自分に足りないところを見つけることもできた。次にチームで活動する大変さである。思った以上に意見を一つにまとめることは大変だった。それぞれ抱えているものが異なっていたり、得意不得意があったりと、チームで活動するには、一人一人が主体性をもち行動することが大切であると感じた」
 
「最終報告会が終わって落ち着いた今、改めて振り返ってみると、フェーズ1では勉強不足だったと思うし、フェーズ2では周りを見て行動する努力が足りていなかったと思う。私は私なりに頑張ってきたつもりではいるが、それでもやっぱり満足感よりも後悔が大きく目立って、反省点ばかりが浮かんでくる。けれど、きっと、もっと時間をかけて、頭を捻って頑張っていたとしても、最終報告会が終わったら「もっと頑張れた」と思うだろう。それは満足できないことが良いことだというわけではなくて、反省点が見つけられたのなら、それは自分の行動を振り返って、自分の欠点を自分で気づくことができるということだ。後悔があるということは、もっと成長できる証だと思う。今回課題に取り組むにあたって、おそらく学生のほとんどが、どこかに反省点を持っていると思う。それでも最終的に良いと思えるものができたし、そこにはチームのメンバー一人ひとりのアイディアや時間、苦労、思いなどが全員分入っている。一人でもメンバーが違えば、同じ報告書はできなかった。私はこのメンバーで良かったと心から思っている」
 
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【在校生へのお知らせ】2018年度履修希望者対象ガイダンス実施について
授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2018年度履修希望者対象にガイダンスを開催いたします。
詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。

ガイダンス開催日時:2018年1月31日(水) 11時30分~12時30分 6201教室

 


 
 
 
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