ニュース一覧英語英米文化学科 川島浩平教授 共編『人種神話を解体する3 -「血」の政治学を越えて』が刊行されました

2017.5.15

武蔵大学

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英語英米文化学科 川島浩平教授 共編『人種神話を解体する3 -「血」の政治学を越えて』が刊行されました

川島 浩平・ 竹沢 泰子 編
『 人種神話を解体する3 -「血」の政治学を越えて 東京大学出版会


●本書の概要
複数のルーツをもつ人びとは称揚と差別のもと「何者」として社会に位置づけられるのか。また彼らは当事者としてどのような葛藤・交渉を経ながら自らの生き方を模索しているのか。アイヌ、沖縄、在日外国人、「ハーフ」の歴史と現在に迫る。

●著者より一言
本書では、本学でのアメリカ史ゼミナールの成果を生かしながら、19世紀後半から20世紀前半、アメリカ合衆国での近代スポーツ形成期に、「混血である」というアイデンティティがアスリートにとってどのような意味を持ち、それがどのように変化したかを考察しています。 また、セミナーでは同時期(明治・大正期)に、アメリカスポーツを日本に導入しようとした人々との比較的な分析も試みます。
ぜひご一読、ご来場ください。(川島 浩平

関連イベント:
「人種神話を解体する - 「血」の政治学を越えて」出版記念 連続セミナー
■2017.7.6(木)〈第三回  「混血」から歴史を読み直す〉川島浩平(武蔵大学人文学部 教授)─アメリカのスポーツと「混血」
■場所:東京都千代田区丸の内1-5-1  新丸の内ビルディング10階(京都大学東京オフィス大会議室AB)
■主催:京都大学人文科学研究所、科学研究費基盤研究(S)「人種のプロセスとメカニズムに関する複合的研究」
詳細はこちら(PDF)(1.23MB)

人種神話を解体する3 「血」の政治学を越えて

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