ニュース一覧【三学部横断ゼミ】最終報告会を12月17日に開催しました

2016.12.21

武蔵大学

三学部横断ゼミ

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お知らせ

【三学部横断ゼミ】最終報告会を12月17日に開催しました

12月17日(土)武蔵大学 1号館1201教室において、今年度後期「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終報告会が協力企業である株式会社イシダ、リオン株式会社の担当者や一般の方々に公開して開催されました。
 
このゼミナールは、経済、人文、社会の三つの学部の学生が一つのチームを作り、それぞれの学部の専門知識を活用しながら、課題(担当企業の「CSR報告書の作成」と「今後のCSR活動とCSV活動に対する提案をする」)に取り組むというものです。2016年度後期は25名が履修しました。
 
来場者の前で学生たちは、チームで作成したCSR報告書を提示した上で、その報告書がどのようなプロセスを経て完成に至ったのか、緊張した面持ちながらも堂々とプレゼンテーションしていました。
 
学生たちは最後の最後までより良いものを作成し発表しようと、諦めずに議論を重ねてCSR報告書と発表のパワーポイントを完成させました。時には授業専用のSNSの中で企業の担当者の方に連絡をとり、説明やアドバイスをいただきながら、課題に取り組みました。報告会では発表後、企業の方々から「個性的で完成度の高い報告書と発表構成だった」「ホームページでは扱っていない情報までよく調べていた」「企業訪問などを通してこのような報告書を作り上げるプロセスが大切だと感じた」などたくさんの意見や感想をいただきました。
 

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今回の報告会後の学生の感想を授業用SNSのブログより紹介いたします。
「横断ゼミは多くのことを教えてくれた。例えば企業研究の方法。これまでは業種や給与などといったように企業を表面的要素でしか考えることができなかったものの、CSR報告書の作成過程で企業理念や利害関係者について調査していくうちに、1つの企業に対して多角的なアプローチができるようになった。「企業文化・風土はどのようなものなのか」「環境に対してどんな活動をしているのか」そんな疑問が次々と湧くようになったのは、間違いなく今回のプロジェクトを経験したからである。また、自分の学部に自信を持つことができたのも大きい。人文系知識と就職。自分にとってこの2つの結びつきが弱く、企業にとって必要なのかと考えたこともあった。しかし、想像していた以上に企業にとっての「理念」の意味合いは大きく、それらを考察するうえで人文系の知識が役立つことを知った。感謝状や依頼文を作成する際も、改めて日本語の奥深さ、魅力に触れることができ、自分が人文学部の学生であることを実感できた」
 
「頑張るエネルギーが次第に変わってきました。それはメンバーに「楽しんでもらえる」環境をつくる、「やりがい」をもてる環境をつくるというのにシフトしました。これはリーダーだったからというのもありますが、メンバーがひたむきに頑張る姿に圧倒され、自分がリーダーとして何ができるか、何をするべきか考え、これに至ったのです。そして報告会を終えてメンバーが言っていたことは、「楽しかった」「やっていてよかった」「達成感を味わえた」…。これが聞けて本当によかった。横断をやっていて1番によかったこと、そして1番に達成したいことを達成することができました」
 
三学部横断型課題解決プロジェクトホームページはこちら
三学部横断ゼミブログはこちら
 
 
【在校生へのお知らせ】2017年度履修希望者対象ガイダンス実施について
 
授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2017年度履修希望者対象にガイダンスを開催いたします。
履修対象者は、前期は次年度3年次生、後期は次年度2、3年次生です。
詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。
 
ガイダンス開催日時:2017130日(月) 12時~13時 8604教室

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