ニュース一覧金融学科・茶野努教授 共編『経済価値ベースのERM』が刊行されました

2016.1.12

武蔵大学

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金融学科・茶野努教授 共編『経済価値ベースのERM』が刊行されました

茶野 努・安田行宏 共編
『経済価値ベースのERM―グローバル規制改正とリスク管理の高度化―』中央経済社、2015年


●本書の概要
経済価値ベースのERMとは、資産及び負債を市場価値等で評価した上で、その差額である純資産価値自体の変動をリスクとしてとらえ、それを統合的に管理する手法のことである。世界的にみて経済価値ベースでの規制改正という流れがあり、そのような環境変化の中で、金融機関自らが管理手法を高度化させ、自律的・主体的にリスク管理を行う必要性が高まっている。本書はこのような動きを理論・実務の両面から分析したものである。

●著者より一言
本書は、日本私立学校振興・共済事業団の学術研究振興資金をもとに、武蔵大学が主宰した「ERM研究会」の成果を最終報告書としてまとめたものである。当ERM研究会は、金融・保険規制、ファイナンス理論、リスクマネジメント論分野における第一線の研究者と実務家によって構成されており、関心・興味のある方に是非読んで頂きたい一冊である。とくに、伝染リスク、システミック・リスク、情報開示リスクなどエマージングなテーマについて実証的に展望しているのも特長である。(茶野 努)

経済価値データベースのERM

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