ニュース一覧【三学部横断ゼミ】後期授業・最終報告会開催

2014.1.9

武蔵大学

三学部横断ゼミ

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お知らせ

【三学部横断ゼミ】後期授業・最終報告会開催

2013年度後期授業・最終報告会

12月21日(土)武蔵大学 1号館1201、1203教室において今年度後期「三学部横断型ゼミナール・プロジェクト(科目名:学部横断型課題解決プロジェクト)」の最終報告会が協力企業である株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング、日本コントロールシステム株式会社、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社、養命酒製造株式会社の担当者の方々をお招きして開催されました。
 
このゼミナールは、経済、人文、社会の三つの学部の学生が一つのチームを作り、それぞれの学部の専門知識を活用しながら、企業から与えられた課題(「CSR報告書の作成」)に取り組むというものです。後期は56名が履修しました。
 
多くの来場者の前で緊張した面持ちで学生たちは、作成したCSR報告書を企業の方にお見せすると同時に、どのようなプロセスを経て完成に至ったのか、そのプロセスでどのような気づきがあったのかをプレゼンテーションしました。
 
学生たちは授業以外の時間にも毎日集まり議論を重ね、さらにこの授業用の独自のSNSの中で企業の担当者の方に連携をとりながら、この課題に取り組みました。報告会では発表後、企業の方から「社内での取り組みやインタビューを大きく取り扱ってほしかった」「今まで分からなかった自分たちのCSRが分かった」などたくさんのご意見やご感想をいただきました。

2013年度後期授業・最終報告会開催

今回の発表会の学生の感想を授業用SNSより紹介いたします。
「これまでの大学生活で最も濃い3ヶ月間が終わった。これまでの人生でも、悩むことや上手くいかないことはたくさんあった。これまでは、ぶつかることも自分の意見を主張することも、どうせ理解されないと諦め、自らその場で止まることを選んでいた。でも、この3ヶ月間は違った。『どうしたら自分の求めるところへ辿り着けるのだろう』『どうしたらこの状況を打開できるのだろう』諦めてその場で留まるのではなく、それを乗り越えて先に行こうとしている自分がいた。自分自身の変化を、これ程感じたことはなかった。ずっと、人の顔色や態度が気になって、どうしたら衝突しないで済むか、問題を起こさずにいられるかを考えていた。自分を否定されることや、誰かとぶつかることが怖かった。フェーズ2が始まり、どのような人たちなのか分からないメンバーからの視線、先生方の眼差し、企業担当者の方々の表情。全てを意識しようとすると、どこへも中途半端になり、どこからも受け入れられていないような気がした。でも、この横断ゼミを通して分かったことがある。それは、自分以外の人からの反応は、自分がつくりだしているということ。相手の反応に合わせて自分の行動を変えるのではなく、自分の行動が相手の眼差しや反応を変える。自分を変えなければ、いつまで経っても自分への視線や態度はそのまま。(中略)。周りの人との関わりによって、自分は変わっていった。逆に、周りの人と関わることによって、“人とは違う自分”を肯定することもできた。自分のことだけでなく、この3ヶ月を共にしてきたメンバーについても、毎日考えていた。『どうすればこの人のよさが輝くか』『何がこの人にとっての喜びなのか』。自分とその人との関係や、チームのなかでのその人の存在など、一人ひとりと向き合うことで、“誰が見ても分かるその人のよさ”ではなく“自分しか知らない その人”を知ることができたと思っている。きっと、理解することを辞め、その人と距離をとっていたら、今このようには感じられていないだろう。」

*2014年度「学部横断型課題解決プロジェクト」履修希望者のためのガイダンスが下記の要領で行われます。
ガイダンス日程 : 1月30日(木)12:00~(約1時間)
   開催場所 : 1203教室
     対象 : 次年度2年次生、3年次生(今年度1年次生、2年次生)
  
【お問い合わせ先】
 武蔵大学学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム E-mail:semiproject@musashi.ac.jp

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