4/3（水）武蔵しゃくなげ奨学生証書授与式が行われました

昨年新設された武蔵しゃくなげ奨学金の奨学生証書授与式が、４月３日（水）に武蔵大学８号館で行われました。
小玉美意子名誉教授、渡辺直紀学生支援センター長同席のもと、清水敦学長より奨学生１名に奨学生証書が手渡されました。

奨学生・大浦美蘭さん（社会学部メディア社会学科１年）は、「高校では放送部に所属し、１年生からメディア社会学科を志望していました。武蔵大学では１年次からゼミが始まるので、大学生活の中でも『自らが伝える』経験を積みたいです。家族は避難先での生活が続いていますが、奨学金で将来についての不安も取り除かれました。４年間めいっぱい学びたいです。」と述べました。

設立者の小玉名誉教授からは、「報道とは往々にして、自分の枠組みの中で処理したものを伝えがちですが、大浦さんにはぜひ『被災者からのミクロの視点・社会からのマクロの視点』の双方を持って『伝える』ことをしていただきたい。すぐに成果を出そうと思わず、長いスパンで自分が学んだものを社会に還元していってください。」と激励しました。