ニュース一覧人文学部・藥袋教授の開発課題「放射能環境標準物質の開発」が〈JST先端計測分析技術・機器開発プログラム〉に採択されました

2012.7.27

武蔵大学

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人文学部・藥袋教授の開発課題「放射能環境標準物質の開発」が〈JST先端計測分析技術・機器開発プログラム〉に採択されました

独立行政法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業
先端計測分析技術・機器開発プログラムの重点開発領域「放射線開発領域」※に、下記の開発課題が採択されました。
    
開発課題名:放射能環境標準物質の開発
チームリーダー:武蔵大学・人文学部・藥袋佳孝教授

サブリーダー:環境テクノス株式会社・岩本浩企画開発部取締役部長
中核機関:武蔵大学
参画機関:埼玉大学
独立行政法人産業技術総合研究所
財団法人日本分析センター
公益社団法人日本アイソトープ協会
公益社団法人日本国際問題研究所
公益社団法人日本分析化学会

開発概要:標準物質は放射線計測の信頼性確保に用いられるための必須の要素技術ですが、身近な農作物の放射線計測に用いることのできる標準物質が十分開発・供給されていないのが現状です。本開発では緊急の分析ニーズの高い玄米・茶葉・乾燥しいたけについて放射能標準物質の生産技術を確立します。特に緊急性の高い米については、平成24年の収穫期に間に合うよう標準物質を開発します。本開発により、環境放射能分析の信頼性向上、国際標準化、トレーサビリティの確立など、国際的にも重要な貢献が期待されます。
採択課題一覧URLはこちら

*先端計測分析技術・機器開発プログラムは、最先端の研究やものづくり現場でのニーズに応えるため、将来の創造的・独創的な研究開発に資する先端計測分析技術・機器及びその周辺システムの研究開発を推進することを目指しています。
平成24年度に新設された重点開発領域「放射線計測領域」では、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響から復興と再生を遂げるため、放射線計測に関して、行政ニーズ、被災地ニーズ等の高い高度な技術・機器及びシステムの開発を推進します。
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