教職課程活動ブログ

2021.11.22

3年生が近隣中学校でフィールドワーク(学校見学)を行いました

ブログ投稿者:教職課程事務室

メモをとりながら参観する3年生

21名の3年生が、中学校側のご厚意で、10月2日、9日、23日、11月13日、16日の5日間にわたって、4校(練馬区立豊玉第二中学校、練馬区立開進第三中学校、練馬区立旭丘中学校、中野区立第七中学校)の授業をフィールドワークの一環として参観しました。参観した3年生は、実際の授業での先生方の発問の工夫やタブレット等を駆使した指導、中学生の前向きな姿に驚きながらも、来年度の教育実習に思いを馳せていました。【担当:教職課程事務室】

【3年生の感想より】
・私は武蔵大学で社会科の免許課程を履修しています。今日、学校教育では「主体的で対話的な深い学び」が重要視されていますが、社会科という科目はどうしても教師も生徒も暗記させる、するといった意識になってしまうように感じます。私自身、実際に模擬授業を行う際にはどうしても講義型で一方的な授業をしてしまいます。今回参観した学校現場では、模擬選挙の授業ではタブレットを活用しながら、話し合ったり調べたりしながら、生徒が主体的に取り組んでいました。今まで自分たちが暗記してきた内容をこのような方法で修得していくのかと驚き、とても新鮮で良い経験になりました。
1113日に授業見学で練馬区立旭丘中学校にうかがいました。1校時は特別支援学級の国語、2校時は3年生の公民、3校時は2年生の英語を見学しました。 特別支援学級ではメインで授業している教師が生徒一人一人を気にかけるのが難しい分、T.T.(Team Teaching)によって教室の後ろや脇にいる教師が気にかけていました。また、公民と英語の授業では教具のひとつにICT機器が使われていました。さらに、英語の授業では生徒が分からない単語を調べる際にChromebook を活用していました。卒業して数年で大きく変化していて驚きましたが、12年後教壇に立つときにはICT機器をよく使いこなせなくてはいけないと思いました。

 

  • 練馬区立開進第三中学校の廊下掲示物(弱視教室前)