自然科学・身体運動科学分野活動ブログ

2021.09.08

  • 武蔵One Point自然観察

猛禽類ツミの巣立ち (Now武蔵の自然 No-47)

ブログ投稿者:基礎教育センター 教授 丸橋珠樹

現在、世界中に巨大都市が出現し、自然環境がどんどん消滅していますが、この新しい環境へ適応していく生物もいます。その一つが、東京で繁殖が確認されているツミです。最近、都内の多くの公園で営巣が確認され、繁殖しています。皆さんも見る機会があるかもしれません。
写真01:巣から雛鳥を捕食してきて、松の横枝で採食中。撮影日時 : 2021:07:13 08:16:53
高中の先生から連絡があって「すすぎ川の高い木でツミの幼鳥を見た」とのことでした。ちょうど9号館の窓から、松の横枝で雛を捕食している姿をとらえることができました。捕食された雛の種名はわかりませんでした。以下、その時の写真です。武蔵のどこかで営巣していたのでしょうか?写真撮影することができました。

日本最小の猛禽類で、鳩くらいの大きさの鳥です。名前の由来は、小鳥を狩るため、スズメのように小さいタカの意味で、雀鷹と呼ばれ、その後、ススミやスミとなり、ツミとなったとネットに紹介されていました。
  • 写真02:もう一羽やってくると獲物を羽で隠して採食?撮影日時 : 2021:07:13 08:17:51
  • 写真03:胸の羽模様が印象的、じっとカメラ目線で睨んでいる。撮影日時 : 2021:07:13 16:45:03
  • 写真04:少し暗くなってきて、眠り始めたのかな?撮影日時 : 2021:07:13 17:10:11