ロンドン大学 学位取得者メッセージ

本気で勉強に打ち込めるPDP。迷っている人はぜひチャレンジして欲しい。

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経済学部 経営学科 PDP1期生(2015年4月入学)
都立富士高等学校出身
就職先:グローバルマーケティングリサーチ企業

私が初めてパラレル・ディグリー・プログラム(以下PDP)を知ったのは入学前の3月に届いた入学案内のチラシです。英語で経済を勉強できること、ロンドン大学という有名な大学を卒業できることを知り、ただ「かっこいい」という理由で説明会に参加しました。セブ島へ英語研修に行くこと、卒業するまでに4年と2か月かかること(当時は意味がよくわかりませんでした…)、不安要素がたくさんありましたが、やってみよう精神で申し込みました。1期生は入学時に受けた英語のテストや入試試験の英語テストのみで判断されました。高校時代は英語が唯一の得意教科でしたので、無事PDPに入ることができました。今では数学の試験などが課されているため1期生で本当に良かったと思っています。

 そして4月初め、授業が開始。想像以上でした。大学受験が終了し、これで大変な勉強は終わりだと思っていた自分が恥ずかしくなりました。毎日の宿題や予習復習、正直こんなに大変だとは聞かされていませんでした。ただ、このようなつらい中でも続けられたのには2点理由があります。私の性格と授業の楽しさです。まず、私はとても負けず嫌いです。途中であきらめることが本当に嫌いなので、どうしてもやり遂げたいという思いがありました。どうしても試験をパスしたかった私は毎日のように教授にエッセイの添削をお願いし、しまいには教授から“萩原地獄”と呼ばれるまでになり、図書館でたまたま通りかかった教授を1時間ほど引き留めてしまったこともありました。このような性格がロンドン大学を卒業できた理由の一つだと思います。

しかし、ただの負けず嫌いでは卒業できなかったと思います。それは授業の楽しさがあったからです。例えばクリティカルシンキングの授業で学んだ、「教科書は常に正しいとは限らない」という内容には驚きました。またInternational Economicsの授業では実際に起きた経済の出来事をモデルを使って理解することができましたし、使うモデルによって回答が異なるところも面白かったです。PDPを終えて感じることは、努力を惜しまない、授業を楽しんでいる生徒が合格するのだということです。
 
ある社会人アンケートで、学生時代に本気でやっておけばよかったことの第1位が「勉強」でした。PDPでは本気で勉強ができます。PDPで学んだ知識は今後社会に出てからも役立ちます。もしPDPを受けるか迷っている学生がいたらぜひ挑戦していただきたいと思っています。

 最後に、切磋琢磨しながら一緒に頑張った友人、サポートをしてくれた家族、このような機会を作ってくださった武蔵大学、私を見捨てないでくださった教授方に感謝いたします。

教授や仲間との距離が近く、充実した環境で学ぶことができた

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経済学部 経営学科 PDP1期生(2015年4月入学)
静岡県立富士東高等学校出身
就職先:トレンドマイクロ(株)

少人数で授業を受けることができ、教授との距離が近いことから積極的に質問する機会にも恵まれました。学習環境は非常に充実していたと感じています。限られた時間の中で2つの大学の授業をこなさなければいけないため、計画的な時間の使い方が身につきました。長時間の勉強で精神的に疲れてしまうこともありましたが、仲間と協力して日々の学習をすることで、モチベーションを維持しました。
授業では議論をすることも多く、就職活動の面接やグループディスカッションの際に、自分の意見を論理的に伝えるのに役立ちました。PDPを通じて得られた新しいことにも積極的に挑戦するマインドは、就職後も役立つと考えています。卒業後はPDPでの経験を活かして、自ら社会に影響を与えられる仕事に携わっていきたいです。