経営学科ゼミトーク

竹内ゼミ:AI※を使いこなせない その原因はどこにある?

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※人工知能:Artificial Intelligence

先端技術を活かすには 業務を知ることが肝心

竹内  このゼミではAIやドローンなど、先端技術をどう企業経営に活用するかをテーマに研究しています。あなたは、新しい仕組みを考えて社会を変えることに関心があるようですね。

学生  高校生の頃ボランティアに参加して、上下水道もない途上国で使えるトイレを開発したいと思ったこともあります。しかし、それは物をつくるというより、新しい仕組みでより良い社会をつくることに興味があるのだと、ゼミに入って気がつきました。

竹内  現在はAIを企業のなかでどのように活用できるかをチームで研究中ですが、いい成果が出ているようで私も注目しています。

学生  企業が行っている顧客対応や事務処理などの業務を細かく分解し、どの部分にAIを導入すれば効果的かを判断するモデルを考えました。たとえば保険の事務業務では病院の診断書などから保険の支払い査定を行う作業、コールセンターでは問い合わせに対する答えの検索にAIを導入すれば、コスト削減という経営上の効果につながることがわかりました。

竹内  単なる思いつきではなく、経営の基礎を学び、業務の効率化という目的に沿った活用方法を理論的に見つけ出したことは大きな研究成果です。社会人経験がなくても、本質を押さえていると感じます。

学生
  ゼミのなかでAIスピーカーやドローンにふれ、全員でいろいろな使い方を試してみると、いろいろなアイデアが出てきます。こういう経験はほかではできないですし、楽しみながら、さまざまな可能性を考える習慣が身についたおかげだと実感しています。
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失敗を乗り切る力も育てる ゼミでのグループワーク

竹内 ゼミはグループワークが中心ですが、あなたは所属するグループによってリーダー役を務めたり補佐役に徹したりと、役割を使い分けていましたね。

学生 少人数でもいろいろなタイプの人がいて、自分と違う意見を聞くと刺激を受けます。グループのなかでの立ち位置を考えるのも、勉強になりました。ゼミで鍛えられたことは、今まさに就職活動で活かされています。

竹内 私は教員になる前はIT系の企業で研究員をしていました。その経験もあって、ゼミの皆さんには、どんなチームにいても仲間と協力して、失敗や困難に直面してもそれらを乗り越えられる人になってほしいと願っています。4年次も楽しく研究を続けましょう。

About Seminar

AIなどの先端技術を企業で十分に活用するには、経営と技術の両方の視点が必要となります。本ゼミでは、実際に動く製品を使いながら新しいビジネスモデルを導き出す力の修得をめざします。
※掲載されている内容は、取材時(2020年度)の内容です。