2013.05.27

Category:社会学科

社会学科 准教授 石森 大知

皆で調べ、皆で考える!

社会学科の石森ゼミでは、当該社会の文化や環境に配慮しつつ、望ましい開発のあり方を考える「開発と文化の人類学」をテーマとしています。今回は、現4年生(14名)がおこなったグループワークについてお話しします。グループワークでは、3~4名のグループ単位で研究・調査をおこない、ディスカッションを経て、1つの発表をつくりあげることを目的としています。

 

まず、学生の皆さんの問題関心に基づき、4つのグループに分かれました。ゆるやかなテーマ設定をグループ名に冠して、「観光班①-世界遺産」「観光班②-テーマパーク」「フェアトレード班」「支援とボランティア班」となりました。

 

つぎに、各グループで研究テーマの具体化を目指します。毎週、グループ内で各自が調べてきたことを持ち寄り、ディスカッションをおこないます。最初は、 しっかり下調べをしているのもかかわらず、盛りあがらないことも多々ありました。どうやら「他人の意見に賛同せず、自分の意見を主張すること」を失礼と考 えている学生もいたようです。しかし、ディスカッションは、お互いの主張に耳を傾け、意見を出し合いながら、また助け合いながら、1つものをつくりあげる ことが重要です。グループによって濃淡はありましたが、作業をすすめていくうち、このような力も向上していったと思います。

皆で調べ、皆で考える!01

中間発表およびプレ発表を経て、ついに発表本番を迎えました。4つのグループの発表タイトルは、「世界自然遺産登録地域と持続可能性-ガイド問題と地域住民」「フェアトレードってなに?-現状と限界に迫る」「日本のNPOの課題と改善策」「観光における本物性/偽物性」でした。

 

皆で調べ、皆で考える!02

皆で調べ、皆で考える!03

発表後、学生の皆さんに「人気投票」をしてもらったところ、フェアトレード班の発表に票が集まりました。フェアトレードの歴史を遡るとともに、アフリカの コーヒー栽培とフェアトレード活動に関する具体的事例に基づき、その光と影に迫る発表でした。また、実際にフェアトレードグッズをいくつか持ち込み、さらに自前の発表指示棒まで持参したこともアピールになったようです!この班の1人の学生は、同テーマをより発展させて卒論にする方向で取り組んでおり、今から楽しみにしているところです。

 

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