2019.12.24

Category:2019年度後期

最終報告会を終えて

 

12月21日(土)に8503教室において、最終報告会を行いました。最終報告会はどなたでも来場可能で、企業担当者はもとより、履修生のご家族の方々・学生・学外の方などたくさんのご来場をいただきました。

 

このプロジェクトは学部ごとに活動するフェーズ1と三学部で活動するフェーズ2に分かれています。

フェーズ2の課題は、フェーズ1で各学部が調べたことを持ち寄り、どのような視点から担当企業の社会的役割や責任を紹介すべきかについてテーマ・構成を決め、決定した枠組みに従って、3学部合同チームが協働で担当する企業の『CSR報告書』を作成することでした。

限られた時間で何度も推敲を重ねた『CSR報告書』が完成したのは最終報告会前日の夜で、学生たちは最後の最後まで少しでも良いものにしたいという姿勢で活動していました。

 

 

最終報告会では完成した『CSR報告書』をご来場していただいた一人ひとりに配布し、報告書のコンセプトやオリジナリティそして具体的な内容についてプレゼンテーションしました。

企業担当者や来場者からは、「自社が一生懸命取り組んできた事業が社会貢献につながっているということが分かった」「正解のない課題にどこまで向き合っていけるか、企業を通して学ばれたのだと感じた」「自分たちの足で稼いだ情報を報告書や発表に盛り込まれていて良かった」「議論を重ねてきたことが分かる発表だった」とたくさんの感想をいただきました。この場をお借りして、ご来場いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。

 

 

学生たちは、今回ご協力いただいた2社が大切にしている姿勢として「learn型の学び」や「妥協せずに挑戦し続ける」ことを挙げていましたが、企業を通して学生たちもまさにその姿勢を学ばせていただいたと感じる発表でした。

学生たちが答えのない課題にいろいろな視点から調査し、諦めずに考えるということに挑戦し続けた結果、『CSR報告書』という言葉を使用して冊子を作成するのではなく、企業にとってふさわしい報告書のタイトルは『つくる報告書』であり『サステナビリティ・レポート』であるとそれぞれに結論づけました。

2チームともに、一人ひとりはもちろんチームとしても成長や頑張りが伝わってくる発表だったと思います。

 

 

このゼミはチーム活動を基本としており、そこでたくさんの学びや気づきがあります。チームメンバー同士の行動や考え方から学び合い、チームメンバーとの話し合いの中でより良い方策を作り上げ、その過程でお互い助け合うことの大切さを知ることができます。

チームでの葛藤は大変でつらいことも多かったようですが、そこに向き合わなければ乗り越えることはできませんでした。

これからの時間は、この経験を自分のものとしていくために、振り返って自分の言葉で整理していきます。

この振り返りの時間こそが大切な時間です。丁寧に振り返ってください。

 

 

最後に最終発表会後の学生の日記を紹介します。

「みんなの気持ちが一つに向かっていて、自分もその輪の中に入れていることがとても誇りに思った。そんな仲間たちだからこそ、もっと良いものができたのではないかという悔しさが残る。私は時間が足りなくなったら、できないことはどんどん切り捨てていくタイプだが、今回時間がない中でも最後の最後まで仲間たちはいろいろな提案をしてくれた。その提案を報告書に落とし込むのが私の担当でもあったが、その多くの提案を切り捨てることになってしまい「追求したい仲間たちと、それを切り捨てる私」というような関係が生まれているのを感じていた。いつもの私であれば「取捨選択は必要なことだ」と何の疑問も抱かなかった。しかし今回は、十分に検討しないで取捨選択せざるを得ないこの状況が非常に惜しかったのだ。計画性がなかったことにより、最後このような状況になってしまったことが残念で仕方ない。しかし、内容よりも間に合わせることを重視していた私が、この状況を悔しいと思えたことは大きな進歩だと思う」

 

記:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

 

【在校生へのお知らせ】2020年度履修希望者対象ガイダンス実施について

授業「学部横断型課題解決プロジェクト」では、2020年度履修希望者対象にガイダンスを開催いたします。

詳しくは、3Sの掲示板でご確認ください。

ガイダンス開催日時:2020年1月16日(木) 16時30分~ 8604教室

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