2018.10.05

Category:2018年度後期

フェーズ1スタート

 

10月1日(月)2時限目に授業が行われました。今回から11月10日の中間発表会までは<フェーズ1>とよばれる、学部ごとに分かれての活動となります。フェーズ1では後半<フェーズ2>で作成する担当企業の『CSR報告書』に必要な方針や内容の予備調査を行います。

 

フェーズ1における各学部の課題は以下の通りです。

経済学部:業界の特徴や競合企業比較を交えながら、担当企業の事業内容を多角的に分析する。

人文学部:経営理念、キャッチコピー、ロゴマーク等のCIや、担当企業のHP、カタログ、そして他のさまざまな企業を紹介しているもののデザイン(CM、ポスター等)を通して、企業風土を調査分析する。担当企業の企業理念が人事制度・福利厚生などの企業文化にどのように寄与しているのかを探る。

社会学部:CSRとCSVという概念について、それが何か、どのような経緯で必要性が生じてきたかを調べる。各企業での実例を調べたうえで、CSR報告書の典型的な構成を明らかにする。担当企業が地域や自然環境など顧客以外の社会に対してどのような取り組みを行っているかを調査する。

 

教員からは「主観的情報と客観的情報を集めて掘り下げていくことで、重要なコンセプトが浮き出てくる」という説明がされました。

学生たちはすぐに結果が出てこないことに苛立ちを感じますが、考えの浅い推論で満足してほしくはありません。今はたくさんの情報を集め、自分たちが言いたいことは何なのか芯を捉えるまでじっくりと考えぬくことに挑戦してほしいと思います。

 

 

学部によっては、担当企業2チームの進捗状況を報告し合い、調査のアプローチの方法はさまざまであることに気づき、それぞれの良い面を真似してみようという動きが出ていました。情報は「文献を探す」「調査対象まで自分の足を運び実際に見てみる」「企業担当者に直接聞いてみる」など、さまざまな方法で得ることができます。調べれば調べるほど芋づる式に情報が出てきて、ここまでで良いという区切りもありません。だからこそ、「何のために調べているのか」という目的を忘れないでください。

 

学生たちは「良いものを作りたい」という気持ちと、「早く作り上げないと中間発表会に間に合わない」という葛藤の中で、拙速に事を運びがちです。良いものを作るためには時間と手間が必要です。急ぎながらも焦らずに、課題に向き合ってほしいと思います。

 

 

最後に授業後の学生の日記を紹介します。

「学部別の授業初回。まずはグループごとに進捗状況と情報の共有を行った。相手チームの報告を聞くと、私たちのチームと取り組んでいたことはほとんど同じであったが、その方法は異なるものであった。相手チームが取り組んでいた企業の規模によるCSR報告書の比較は私たちのチームには欠けていた視点であり非常に勉強になった。同じ課題に取り組むといってもそのやり方や発想は様々であり、自分たちのチーム内で完結するのではなく他のチームと連携し、情報共有することでよりやり方の発見や発想につながるのだということを実感した」

 

記:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

ページトップへ