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トップ 訪問者 先生・先輩メッセージ経済学部 経営学科 田中 健太 准教授

経済学部 経営学科 田中 健太 准教授

●先生の所属学科の特徴を教えてください。
経済学科では、私たちが生活をしている実際の経済の仕組みを理解します。そして、さまざまな出来事やグローバルな世界との関係性から、どのように今後の日本や世界の経済が変化していくのかを考えて分析する力を養います。一見、経済学は難しいと感じる人も少なくはないと思いますが、私たちの身近なことを分析するツールとして広く世界で使われており、その深い理解はグローバルに生かすことができます。さらに、経済学科にはさまざまな分野の専門の先生がおり、ゼミでは自分が興味を持つ、社会問題や経済問題をより深く、専門的に学ぶことができます。

●なぜ、ゼミが大学生の学びにとって重要なのか。また、ゼミで身につく力を教えてください。
(ゼミが重要な理由)
通常の講義とは異なり、専門的・実践的な学びの場となっています。自分が深く学びたいと思う社会問題や経済問題について、専門的な知識を得るとともに理解することができます。もちろんそうした学びも重要ですが、同じゼミの仲間と一緒に活動したり、ゼミ対抗研究発表大会で発表をしたりするなかで、協調性やプレゼンテーション能力など社会人となったときに幅広く役立つスキルを養える場でもあるとも考えています。そのため、ゼミは重要な経験ができる機会であると思います。
(ゼミで身につく力)
前述の通り、協調性やプレゼンテーション能力など社会人となったときに役立つスキルを養える場であると考えています。またそれだけでなく、卒業論文の制作などを通じて、論理的・客観的に物事を考える力が身につき、講義科目で学んだ知識を応用して、より多くの学びを実践的に深めていくことができます。そのため、ゼミでは自ら考え、その考えをもとに、自ら行動することを求められる社会での基礎的な力を養えると考えています。

●先生が、ご自身の専門分野に興味をもたれたきっかけを教えてください。
もともと歴史が好きだったのですが、歴史的な事件などの背景には必ずと言っていいほど、経済の問題が隠れています。そのため、経済を学べば世の中のことがよりよくわかると思い興味を持ちました。実際に経済学を学んでいるうちに、さまざまな応用分野(経済、社会問題にアプローチする専門的な分野)があることを知りました。なかでも環境問題や資源問題が深刻で、かつ経済活動との結びつきがとても強い問題であると気づいたことで、環境経済学に興味を持ち、専門的に学びたいと考えるようになりました。

●先生のゼミについて、学ぶ内容や特徴、魅力を教えてください。
私のゼミでは、基本的に自分たちの興味のある社会や経済の問題の解決法や、緩和策を客観的かつ論理的に考える力を養うことを目指しています。世界的にも実際の経済データの統計学的な理解に基づいた政策の評価や企業経営の必要性が高まるなかで、基礎的な統計学を用いるとともに、さまざまな現実的制約を考慮して解決策を模索するような活動をグループごとに行っています。ゼミ生にはもちろん統計学的なスキルも上達してほしいという希望はありますが、それ以上に目の前の問題をどのように解決することが望ましいのか、冷静に判断する能力をゼミで養ってほしいと考えています。

●受験生が模擬授業を受けることで得られる知識や大学選びにおいて役立つ点など、模擬授業を受講するメリットを教えてください。
大学間の最大の違いは、どんな先生がどんな講義やゼミ活動をしているかです。同じ素材を使っても調理するシェフによって出てくる料理の味が違うように、同じ専門分野・同じテーマでも先生によって講義の印象は大きく異なります。その違いをまさに“体感”できる機会が模擬授業だと思います。そのため受験生の皆さんには、できるだけいろいろな大学の模擬授業を受けることをいつもおすすめしています。

●最後に、受験勉強に励んでいる高校生にアドバイスをお願いします。
将来、自分のやりたいことや目標がまだはっきりしないなかで、勉強を続けることは非常に苦しい思いをされているでしょうし、明確に目標がある人も将来が不安でいっぱいになっているかと思います。でも、目の前のことをしっかりと行うことが機会に恵まれる唯一の近道です。気持ちが落ち着かない人も多いと思いますが、「とりあえず、出来ることをしてみよう」という心構えで頑張ってください。
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