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総合研究所平成29年度~平成31年度テーマ「グローバル化と市民性(シティズンシップ)」について

趣旨:
 グローバル化が進展する21世紀において、新しい「市民性(シティズンシップ)」という考え方が急速に広まっています。武蔵大学の第3次中期計画も、「リベラルアーツ教育を基盤としたグローバル市民の育成」を目標に掲げています。それは、18世紀末から20世紀にかけて国民国家の枠組みのなかで形成された「市民権」の主体としての市民ではなく、国家の枠組みに拠らない、国籍や人種・民族を超えて地域コミュニティに能動的に参加する住民から、国境を越えた地域統合を担う経済活動の主体や、国際的な人権・環境保護などグローバルな市民権運動の担い手に至るまでの、幅広い意味をもっています。
 武蔵大学総合研究所では、3学部の教員の協働によって、本学が育成をめざす「グローバル市民」についての理解を深め、かつ経済・文化・社会の諸領域においてグローバル化によってもたらされた可能性と課題とを「市民性(シティズンシップ)」という視点から捉え直す、学際的な研究プロジェクトを構想しました。社会の要請に応えられるような成果を残したいと願っております。
 
研究対象・分野:
 以上の統一テーマのもとで、個別テーマとしては下記のような例が考えられますが、これを参考に、各学部から多数の同僚が参加されることを期待しています。科学研究費助成事業(以下、「科研費」とする)への申請テーマが、この統一テーマと合致しなくとも、研究内容のうえで関連する部分がある場合は、ぜひこちらにご応募ください。
例)「グローバル・ガヴァナンスと市民性」「EUの経済統合とシティズンシップ」「経済協力開発機構(OECD)によるシティズンシップ教育の検証」「ボランティアにみる新しいシティズンシップ」「グローバルな女性運動とシティズンシップ」「環境保護と市民的義務」「近代文学にみる〈市民〉の表象」「多分化共生とシティズンシップ」など。
総合研究所長  大野 早苗
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