私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(文部科学省)

平成24年度 採択課題

東アジアにおける人的交流がもたらす経済・社会・文化の活性化とコンフリクトに関する研究

研究組織

研究組織:武蔵大学総合研究所
研究代表者:経済学部 板垣 博 教授

プロジェクトの内容

本研究は、双方向の人的交流が活発化している日本・中国・韓国を対象とし、その交流がもたらす正と負の側面を、経済・文化・社会の多面的な共同研究を通じて明らかにすることを目的としています。研究の第1の柱である経営学的アプローチでは、出向者・外国人起業家と就業者を対象とした比較分析を通じて、彼らの受入社会への貢献と問題点を明らかにします。第2の柱である人文学的アプローチでは、相互の留学生を対象とし、彼らの留学前と後の異文化理解の変容を調査することを通じて、留学の意義と課題を明らかにします。そして、社会学的アプローチでは、東アジア域内をめぐる移民、とりわけ専門職・起業家・マスメディア関係者などの高度人材の移動と定着がもたらす可能性と課題について解明します。相互に関連する上記3つの研究を通じて、東アジア域内の交流促進と相互理解の深化に資するとともに、今後何をなすべきかの提言につなげていきたいと考えています。

研究成果報告

平成24年度に採択された私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「東アジアにおける人的交流がもたらす経済・社会・文化の活性化とコンフリクトに関する研究」は、平成28年度をもって終了となりました。推進をご支援いただいた学内外の関係者の皆様に御礼申し上げます。
本プロジェクトの活動記録・研究成果は、こちら(1.21MB)をご覧ください。