学部横断ゼミブログ

2023.11.06

4学部横断チーム<フェーズ2>の活動がスタートしました

ブログ投稿者:学部横断型課題解決プロジェクト運営チーム 伊藤 普子

10月30日(月)の2時限目に授業が行われました。10月28日(土)に各学部チームに与えられた課題について中間発表を終え、いよいよ後半戦の4学部横断チームでの活動<フェーズ2>がスタートしました。

フェーズ2の課題は、下記の通りです。
・各学部フェーズ1で調べたことを持ち寄り、コンセプトとデザインを検討した上で、以下の発表資料と小冊子を作成する。
①フェーズ1を踏まえて、担当企業のビジネスと、その企業が直面している社会課題がどんなものか、その社会課題に対して担当企業がどのように対応しているかを紹介する。
②社会課題に対して、課題提供企業を通して私たちの未来をどのように創っていくのか提案する。

フェーズ2をスタートするにあたって、教員からは<買い物難民>をめぐる課題の再確認、関連図書の紹介、スケジュールの確認がありました。これから6週間という短い期間で、企業への提案を考え、冊子と発表のためのパワーポイントを作成するという、ハードな日々が待ち構えています。ここから先に進むためには、中間発表会で発表した内容だけではなく、その作成のために使用した資料、意見交換など、これまでに獲得してきた各学部の知識や情報を全員でまずは再確認していく必要があります。この作業の大切さを一人一人自覚してこなしていかなければ、質の高い提案や発表にはつながらないでしょう。さらなる努力を重ねていくことを期待します。



フェーズ2の学部横断チームでの活動では、他学部の知見に触れ、たくさんの物差しを持つことで、「多様な視点」を養うことができるチャンスです。また同時に、他学部の学生と一緒に作業する中で、異なる考え方の面白さも知ることになります。その面白さを分かるためにも、チームで議論をたくさんしてほしいと思います。言葉で伝えることの難しさ、考えるスピードが追い付かない、反対意見を受けてつらいと思うなど、いろいろなことを経験するでしょう。大変だと思う経験にも、ぜひ柔軟に、貪欲に取り組んでください。
最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「フェーズ1とはメンバーも話し合いのシステムも異なり、すべてが新鮮であり、フェーズ1とは違う授業をしているようで不思議な感じがする。しかしメンバーを見てみると、みんなナチュラルにチームに溶け込んでおり、話し合いの進め方もスムーズで躊躇なく意見をシェアしており、チームが以前から存在するように思えるほど違和感のないように見える。メンバーの主体性、課題発見力、計画力、発信力、傾聴力、状況把握力が輝いていた。
 特に計画力に関して見習うところがたくさんあった。まず、10時50分から授業が始まるのだが9時30分すでに集まり話し合いを開始した。これは前半の自分からしたら考えられないことである。なぜなら初回の授業ということもあり、時間はまだまだあると安心して、高を括っていたに違いないからだ。みんなの用意周到な計画に圧倒され感心した。また、私が前半にできなかったゴールから逆算して目標を設定することを当たり前にできており、またリスクを考慮して余裕を持ったスケジュールを立てていることに自分の何歩も先を行っていると実感した。」