学部横断ゼミブログ

2022.06.01

中間発表会を行いました

5月28日(土)1時限目~4時限目に授業を行いました。
午前中は、各学部に分かれて調査・分析してきた結果について、今回の課題提供企業である愛知産業㈱キハラ㈱の企業担当者を招いてプレゼンテーションを行いました。午後は、企業担当者との懇談会やキャリアコンサルタントとの面談、これまでの活動チームでの振り返りなど、盛りだくさんのプログラムでした。


授業が開始した4月11日から約1か月半という短い期間で、チームで協力して中間発表の課題に取り組んできました。一人で考えることは得意でも、チームで話し合って理解を深め、チームの意見をまとめていく作業は難しかったと感じた履修生も多かったようです。
参加していただいた企業担当者の方々からは、発表後に「歴史に基づきながら、内部まで切り込んだ発表であった」「独自の視点で表現されていた」「他の企業と比較した分析があれば、より特徴が浮かびあがった発表になったのではないか」などの感想をいただきました。
お忙しい中、中間発表会にご参加いただきました企業担当者の皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。

中間発表会までのフェーズ1の活動では、学部の特性を生かさなければできない調査課題が与えられました。今まで学んできた知識を組み立てたり活用したりすることで、実際の問題解決に役立てられるものがたくさんあることが、課題解決のプロセスで気付くことができたでしょうか。
中間発表を終えて完全燃焼できた履修生もいれば、そうでなかった履修生もいるようですが、授業開始時より、学部の専門的視点の考え方、論理的思考、チームで働く力など、いろいろな面からの成長を感じることができたはずです。今回、ひとつやり遂げた充実感をエネルギーに変えて、これから最終報告会までのフェーズ2の活動では、更なる成長につなげてもらいたいと思います。

最後に授業後の学生の日記を紹介します。
「全部を出し切った。発表を終えたあとに感じた達成感がそれを物語っている。今までの練習と比べてみても、今回が1番上手に発表できたのではないかと個人的には思う。この日に向けて数えきれないほどの議論や意見を交わして構想を練り、結果的にチーム全体の歩みがそろった状態でこの日を無事に迎えられたこと、そして終えられたことがなんだか誇らしい。しかし嬉しい気持ちが前面に出てしまい、このようにいざそれを言葉にしてみると、逆に恥ずかしい気持ちにもちょっぴりなっている。そして、何よりも伝えたいことはチームメンバーや先生に対する感謝である。感謝してもしきれない。そこでは決してひとりでは成し得ないことでも、全員で取り組んでいけば必ず乗り越えられることが再認識できた。また、常に支えられていると感じており、私もみんなを支えたいという意識に強く繋がっている。」