経済学部ゼミブログ

2024.03.26

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  • 金融学科

専門2ゼミ

ブログ投稿者:金融学科 教授 北村智紀、北村ゼミナール 石井凜之介・萩原鳳羽・安部剛太

2023年度の北村ゼミでは証券ゼミナール大会のテーマ「資産運用を促進する金融教育」に参加した。大会準備のため、大阪経済大学にて開催された事前討論会に参加してもらった。以下は参加記録である。(北村智紀)

事前討論会は、大阪経済大学大森ゼミ、武蔵大学中嶋ゼミと証券ゼミナール大会を模した交流戦を対面、オンラインのハイブリッド形式を2023年12月に行った。北村ゼミからは石井班、萩原班の2チーム参加したため、計4チームでディベート対決を実施した。対面で行って良かったと考えていることが2つある。
1つ目はディベートでは、対面でしか感じられない緊張感を体験できたことだ。目を実際に合わせて議論するのと画面に向かって議論するのでは、相手の口調の圧迫感などを感じることができない。また、話し方の抑揚や速さ、指摘された際の答え方など、対面している状態で学べたことで、経験として活き、本番の緊張を落ち着かせることができる。
2つ目は予想外の箇所を詰められたことだ。想定される質問の内容をいくつか考えており、それに対する受け答えまで考えていたため、ある程度の質問は順調に返すことができた。しかし、ここは大丈夫だと考えていた箇所を詰められ、自分たちに有利な答えが浮かばず、即答する能力が不足していることを痛感させられた。オンライン上で行っていれば、対面に比べ落ち着いているため、いい考えが思いついたかもしれない。実際に本番で予想外の箇所を詰められた場合に落ち着けるようにすることの重要性を学べた。また、より自分たちの意見を固めるべきだと考えた。
交流戦後は座談会を行った。証券ゼミナール大会についての情報交換や、資料作成の背景などを語り合った。また、幸い、本番ではブロックが違い、対戦しないため、交流戦で時間制限によって指摘できなかった箇所をお互い伝え合うなど、本番のための意見固めを行った。大阪経済大学の関係者皆様、貴重な経験ができ、ありがとうございます。
翌日は大阪の金融や商業にゆかりのある箇所を回った。金融学科に所属しているため、この機会に訪ねることができ、大変刺激になった。以下は今回の大阪遠征での写真である。(石井凜之介、萩原鳳羽、安部剛太)
  • 堂島米市場跡地(世界的な先物取引所の先駆け)
  • 大阪証券取引所(現代における株価指数先物を扱う取引所)
  • 黒門市場