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トップ 武蔵のゼミ【対談】卒業生×在学生×先生(2012年)

【対談】卒業生×在学生×先生(2012年)

武蔵のゼミで一歩踏み出せる自分になった

充実した学生時代を送ったキャンパスを久々に訪れた卒業生。先輩をお迎えするのは、今まさに自分の学びたいことに取り組んでいる在学生。そして、学生たちの成長を見守り続けている先生。そんな3人がキャンパスを巡り、それぞれの視点から、ゼミをはじめとする武蔵大学の魅力について語り合いました。

卒業生、在学生、先生が語る

卒業生中里さん

在学生 柳田さん

先生 小田原教授

今しかできないことにチャレンジできる場所
柳田(在学生):久しぶりに学内を回ってみて、いかがでしたか?

中里(卒業生):違う大学に来ているようでしたね。卒業後も時々大学を訪ねていますが、新しくなった1号館の中に入るのは初めてでした。特に印象に残ったのはMCV*ですね。斬新でした。

小田原(先生):MCV内では英語が公用語です。パスポートも必要なんですよ。英会話の練習ができるのはもちろん、ハロウィンやクリスマスなどのイベントも行っています。

柳田:先日は韓国の伝統文化に関するイベントを行っていました。外国のゲームや雑誌、DVDなどの資料も充実しています。

小田原:MCVは、いろいろな言語を使って何かを行おうという場所です。空き時間ができた時にも、有意義に過ごせる場所があるのは良いことですよ。
中里:グローバルな視点や対話力が求められる時代ですから、こうした環境が身近にあるのは魅力的ですね。留学はハードルが高いと思う人でも、MCVならいつでも挑戦できますね。

柳田:確かに、気軽に立ち寄れるところが良いですね。英語だけでなくさまざまな国の言語や文化に触れられるので、積極的に自分の世界を広げたくなります。

中里 泰久 さん

小田原:ひとつのことに集中してがんばるのも良いですが、学生たちにはたくさんのことにチャレンジしてほしいですね。それができる環境がこのキャンパスにはあります。

*MCV…Musashi Communication Village。新1号館に開設された、外国語や異文化を学ぶスペース。詳しくはこちらから
ゼミで得た経験が実社会で大きな力になる
柳田:「ゼミの武蔵」と言われていますが、他大学と比べて何が違うのでしょうか?

中里:在学中は当たり前だと思っていましたが、卒業後に他大学の話を聞くと、4年間ゼミで学べる環境はとても恵まれていたのだと実感しました。ゼミでの経験を通じて、前向きな気持ちや外に出て行こうという姿勢が身についたと思っています。 
例えば、企業の経営戦略を研究するために、大手家電量販店各社の比較を行った時は、それぞれの店に足を運び、立地や品揃え、接客姿勢などを調べ、違いや特長について分析しました。

小田原:データだけではなく、店員に質問したりして、その店員の対応や商品をどれだけ熟知しているかなど、いろいろなことを調べるわけですね。面白いですね。

中里:こうしたゼミでの学びが武蔵大学の「自ら調べ自ら考える」という理念につながるのだと思います。現在の仕事でも、どんな事象が起きているのか、現場でしっかりと調べるようにしています。ゼミでの経験が、現場を見る目に生かされていると思います。

真剣に対談する三人

先生と学生を結ぶのは信頼する気持ち
柳田:社会学部では、新聞やCM、Twitterなど、さまざまなメディアを研究している学生がいますが、私は主に映像を学んでいます。今は卒業制作に向けてドキュメンタリーを撮影しているのですが、中里さんと同じく、私もすぐに現場に行きます。行き詰まった時に先生に相談すると、「まずはその現場に行ってみなさい」とアドバイスをいただくので、今では迷わず一歩を踏み出せるようになりました。やはり、背中を押してくださる先生の存在は大きいです。先生と学生の信頼関係がしっかりできているからか、先生がおっしゃるのならやってみようと思えるのです。武蔵大学は先生と学生の距離がとても近いですよね。

小田原 敏 教授

中里:私も、ゼミでお世話になった黒岩健一郎先生には、いろいろと相談に乗っていただきましたよ。

柳田:私は大学進学のために上京したので、大学では友達はもちろん、信頼できる大人も探さなければと思っていました。しかし、ゼミのおかげでその問題はすぐに解消されました。そして、今や武蔵が私にとっての「ホーム」になっています。仲間や居場所があることで安心して活動範囲を学外に広げていけます。

小田原:武蔵大学の教員と学生の間には、家族や親戚のような雰囲気がありますね。1年次からゼミがあって、教員は学生のことを初めから知っている。「この学生には、こういうことが向いているんじゃないか」とわかっているからこそ、先生方はそれぞれの学生に最適なアドバイスを出してあげられるのだと思います。
変わらない武蔵の良さとこれからの武蔵のこと
中里:私は今も年に1回ぐらい、アドバイザーとして黒岩先生からゼミに呼んでいただくことがあるんですよ。

柳田:卒業後もゼミの先生や後輩たちと交流されていらっしゃるのですね。

中里:そうですね。キャリア支援センターの「武蔵しごと塾」のお手伝いもしています。

小田原:私のところにも卒業生がたくさん来ますよ。例えば、雑誌の仕事をしている卒業生が初めての取材記事をもってきてくれたり、新しく作った商品を送ってくれる卒業生もいます。学生時代のように報告したいのでしょう。そして評価を聞きたい。これは大学時代に先生が「良かったね」だけではなくて、それについてアドバイスや評価をしてくれた経験をしているからだと思います。
中里:私も黒岩先生に会社で取り組んだことを報告したり、アドバイスをいただいたりしました。

柳田:先生に相談すると、アドバイスをいただけるだけでなく、「今度はこんなことをしてみたら?」と、新しい方向性を示していただけることが多いんです。ですから、これまでいろいろなことにチャレンジできましたし、卒業後も同じようにちょっと背中を押してほしくて、先生に報告しに来るかもしれないなと思います。

柳田 香帆 さん

小田原:武蔵大学の学生と教員の関係は、これからも変わらないと思います。穏やかなキャンパスの雰囲気や、居心地の良さも変わらないでしょう。一方で、MCVのような新しい学び方にトライしていくのも武蔵の良さだと思っています。ゼミで培ってきた少人数で何かをしようとする気概が基本にあると、新しいことにもチャレンジしやすいし、続けやすい。昔から学内に流れているこのような空気が、新しい取り組みを実現させることにもつながっています。

中里:武蔵大学は私の在学時と比べて、施設や制度がさらに整っています。今後は学生たちがそれらをどう生かしていけるかが重要になりますね。そして、学生たちにはもっと外に出ていろいろなことを経験してほしいと思います。学内のアットホームな部分は変わらないでいいと思いますが、それを大事にしつつ、外に出ることでさらに成長してほしい。建物だけではなく、人間ももっと進化していってほしいですね。

Q&A From在学生 to卒業生

在学生

ゼミではどんな研究をしましたか?

卒業生

外国産木材の日本での販売計画を考えました

ゼミではマーケティングを学び、フィールドワークを経験しました。印象に残っているのはカナダ大使館を訪れたこと。カナダツガ(カナダ産の木材)の販売企画を考える課題に取り組み、プレゼンテーションを行いました。猛勉強したおかげで、すっかりカナダツガに詳しくなりました。自分の世界が広がるのもゼミの魅力です。

在学生

中里さんにとって、武蔵大学はどんな存在ですか?

卒業生

訪れるたびに初心に戻り、元気をもらえる場所です

大学周辺のエリアを担当していたころは、休憩時間に大学に立ち寄ることもありました。キャンパスを歩き、先生や顔見知りの職員の方と言葉を交わすだけで、“よし、もっと仕事をがんばろう”という気持ちになりました。今でも時々大学を訪れる機会があり、それが自分への刺激になっています。

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