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国語

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2017年度入試 出題の基本方針

武蔵大学に入ると講義を聴き、ゼミに参加して、多くの専門書や論文などを読まなければなりません。どの学部・学科でも同じです。大学教育を受ける基礎として、文章の論理を着実に読み取って内容を正しく理解する能力が求められます。武蔵大学の国語では受験生がこうした能力を持っているかどうか判定する問題が出されます。

現代文〔Ⅰ〕は抽象度の高い論説型の文章、〔Ⅱ〕は教養や文化の香りにあふれたエッセイです。設問の主旨はどちらも筆者の論理を追い、内容を正確に把握できるかどうかです。全体の構造を把握するために段落分けをさせる設問があります。たとえばここで新しい観点が出て来る、あるいは、ここで具体例が挿入される、文章を読みながら論理構成にも気づいてください。文中に空欄を設け、前後の論理の展開から判断して適切な語で埋めさせたり、全体の主旨の把握をみるために選択肢の説明が主旨に合致するかどうかを問うたり、表題を考えさせたりする設問もあります。

〔Ⅲ〕は古文です。古文特有の語彙や文化についての知識はもちろん必要ですが、設問のねらいは流れを追って内容を理解し全体を把握する能力を見ること、すなわち現代文の設問と共通です。古文の主要作品を自分の知識と読解力を総動員して現代文と同じように広く深く読める力をつけてください。

傾向と対策

このような文章読解力はどうすれば身につくのでしょうか。遠回りのようですが、最も確実な方法は読書です。教科書以外にも、緻密に組み立てられた論説、格調高いエッセイや小説などを普段から読んでいますか? 気に入った古文はありますか?こうした読書体験を日常的に行ってください。

全体を大づかみにして読み解く力はもちろん、細部にこだわって読み解く力、たとえば、このことばはこの文脈でどのような意味で用いられているか、この一文において筆者が強調したいことは何か、この一言から主人公の心情はどうくみとれるか、こうした力は読書体験のなかから自然に身につくものです。

漢字の力も読書から養われます。日本語では古来、重要語の多くが漢字で書かれています。漢字を正確に読めるか? 書けるか? わからなければ辞書を引く。これを日常の習慣にしてください。漢字に精通することによって総合的な国語力も高められます。 

このように日頃の読書習慣が受験対策にもなり、入学後の勉学の基本にもなるのです。じっくり身につけた力は一生継続します。一夜漬けは一日で忘れます。
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